【ビル・ゲイツ氏基調講演その3】マイクロソフトとセガが提携！　11タイトルをすでに開発中！

　ビル・ゲイツ氏の基調講演でビッグニュースとして発表されたのが、マイクロソフトとセガの戦略的提携！　セガはソフトメーカーとしてXboxに参入を表明し、長期的なパートナーシップを保っていくことを明らかにした。
　
　講演ではビル・ゲイツ氏がセガを「重要なパートナー」であると紹介し、セガCO-COOの香山哲氏がステージに登場。現在11タイトルを開発中であることを発表して場内を沸かせた。さらに、そのうち４本に関しては具体的なタイトルも公開。ＤＣ人気作の続編となる『ジェット セット ラジオ フューチャー』、サターンで高い評価を得た『パンツァードラグーン』最新作、ＤＣの人気レースゲーム『セガＧＴ』の最新作、さらにオリジナルのアクションＳＴＧ『ガンヴァルキリー』の開発が進められているとのこと。これらのタイトルの開発担当は『セガＧＴ』がワウエンターテイメント、そのほかの３作はスマイルビットとなっている。
　
　香山氏は「5月のＥ３ではこれらのソフトを実機で動かしますし、秋に開催される次のＴＧＳではもっと完成度の高いものをお見せできると思います」とコメント。さらに「ネットワークゲームに関してはセガの実力を皆さんに認めてもらっていると思います。Xboxのブロードバンドネットワークでもセガの力を発揮し、故大川会長の夢をワールドワイドに実現していきたい」と語った。
　
　また、ステージ上では、「セガに対して、マイクロソフトからのアグレッシブな提案があり、現在合意に向けて前向きに検討している」（香山氏）との発言も飛び出した。詳しい内容は明らかにされていないが、実現すればすべてのゲームファンに影響を与える大きなプロジェクトになることは間違いない。セガファンならずとも気になるニュースになりそうだ。

『ガンヴァルキリー』。パワードスーツを着た主人公が活躍する３ＤアクションＳＴＧだ。

昨年ＤＣで発売された『ジェットセットラジオ』の最新作。ウワサのマンガディメンションが、Xboxでどう表現されるか楽しみだ。