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2001年4月1日(日)

第3回CESAアマチュアゲーム大賞授賞式開催!大賞を受賞した作品の製作期間はなんと……

 11:45よりメインステージにて第3回CESAアマチュアゲーム大賞授賞式が開催。ノミネートされた10作品の制作チームが次々と紹介されると、会場から惜しみない拍手が送られていた。審査するのはゲーム雑誌より倉西誠一氏(電撃プレイステーション)・及川健氏(ベーシックマガジン)・青山良氏(ファミ通PS)、ゲームメーカーから山田政樹氏(コナミ)・吉積信氏(ナムコ)・橋本真司氏(スクウェア)、そして審査員長の東喜三郎氏(CESA理事)ら7人。

 大賞に輝いたのはデジタルエンタテインメントアカデミーの沖賢樹さんらが製作したワンダースワンカラー用ソフト『DISC UPPER』で、コメントによれば沖さんたちはこのゲームをワンダーウイッチを使用して1週間で製作してしまったとのこと。ゲームはブロック崩し的な内容で、純粋にゲーム性で勝負した結果の大賞受賞という印象だった。

ちなみに電撃オンライン的にヒットだったのは、優秀賞を受賞した2作品の好対照ぶり。「最近若者による殺人事件が多いので、気持ちがほんわかするような作品を」という本人のコメントが紹介されたあとに、次のノミネート作品紹介映像で画面一杯に「皆殺せ」とか「MURDER」の文字が踊っていたのが印象的だった……。

ノミネートされた10作品はいずれも個性的なものばかりだった。

大賞を受賞した沖さんら製作チーム(デジタルエンタテインメントアカデミー)。

ワンダースワンを縦にして遊ぶブロック崩し『DISC UPPER』。