ソニーがグループ全体の連結業績を発表! ゲーム部門は営業損益を計上
ソニーは2000年度の連結業績を発表し、ゲーム部門で営業損益を計上したことを明らかにした。
2000年度のゲーム部門の売上を現地通貨で地域別に見ると、日本、アメリカ、ヨーロッパともにソフトの売上が減少したものの、PS2とPSoneの導入によりハードの売上は増加。ゲーム分野全体の売上は若干増加している。しかし円換算後の業績は、円高の影響により売上高はほぼ前年並にとどまり、約511億円の営業損失を計上する結果となった。この損失計上は、PS2フォーマットの立ち上げに伴う費用や販売費・一般管理費の増加の影響によるもの。
なお、2000年度の各ハードおよびソフトの生産出荷数は以下の通りとなっている。
データ
| 1999年度 | 2000年度 | 累計 |
PS/PSoneハード出荷台数 | 1,850万台 | 931万台 | 8,223万台 |
PS用ソフト出荷本数(他社製品含む) | 2億本 | 1億3,500万本 | 7億6,500万本 |
PS2ハード出荷台数 | 141万台 | 920万台 | 1,061万台 |
PS2用ソフト出荷本数(他社製品含む) | 290万本 | 3,540万本 | 3,830万本 |
(表内の数字は、日米欧の合計)
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・ソニー プレスリリース