バンダイ、ワンダースワンカラーが110万台に留まるも連結純利益は過去最高を更新

　バンダイが発表した平成13年3月期連結決算は、最終利益が前期の10倍となる128億円を記録した。売上高は前期比40％増の2,170億1,000万円、経常利益は同108.2％増の163億4,600万円。
　
　これは、携帯ゲーム機ワンダースワンカラーの売上が予想よりも約10万台下回る110万台に留まったものの、前期に「仮面ライダークウガ」「デジタルモンスター」などのキャラクター商品が好調で、利益率向上に寄与したのが要因。今期のワンダースワン販売台数はモノクロが30万台、カラーが110万台となり、広告宣伝費などで15億円の赤字となった。来期3月期はワンダースワンカラーだけで130万台、ソフト270万台の売上を見込んでおり、売上高150億円、純利益5億円を目標にしているとのことだ。

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