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2001年5月17日(木)

SCEAカンファレンスにカプコン三上氏、コナミ小島氏登場!場内は拍手の嵐!

 SCEAのカンファレンスでは、多数の新作ソフトがメディアに向けて公開された。いかにも洋ゲーといった印象のアメフトゲームやバスケゲームとともに、『GT3』や 『FFX』など、日本の人気タイトルも紹介。日本のクリエイターも自信作を持って会場に駆けつけ、ゲームのプレゼンテーションを行った。

 最初に登場したカプコンの三上真司氏は、新作『Devil May Cry』をアメリカのマスコミに向けて初公開。「かっこよければすべてよし。とにかくかっこよさにこだわって作りました」というコメントに、映像を見た観客は納得の表情だった。「刀で斬り上げて敵を空中に浮かせてから、二丁拳銃でダダダダダ! と撃ちまくるのがオススメ の攻撃です」と言いつつ、ジェスチャーで撃つ真似をしてみせる場面もあり、会場は大盛り上がり。米国でも大ヒット間違いなしのタイトルとなるだろう。

 続いてコナミから『サイレントヒル2』プロデューサーの北尾剛三氏が登場し、「他のゲームとはまったく違う恐怖を味わってください」とコメント。北尾氏の温和そうな表情とは裏腹に、流されたゲーム映像は凄惨な場面が盛りだくさんのまさにサスペンスホラー! あまりの迫力に、会場は恐怖のるつぼと化していました。

 そして最後に登場したのは、小島秀夫監督。「Hideo Kojima!」と名前が呼ばれると、会場は大きな拍手と興奮に包まれ、周囲の雰囲気が一変! ステージに立った小島監督は「ビデオを自分で持ってきました」と語り、最新の映像を披露。オセロットやサイボーグ忍者といった前作のキャラクターも登場し、熱狂的なファンが歓喜の声を上げていた。日本国内はもちろんのこと、欧米での受けがめちゃめちゃ良いこの 『メタルギアソリッド2』。今年のPS2市場における最重要タイトルとなることは間違いないようだ。

黒いシャツで登場の三上氏。通訳の人は「かっこいい」を、「COOL」って訳してました。

北尾氏はスタッフ2人といっしょに壇上へ。「霧と闇」がゲームのテーマとのこと。

珍しく言葉少なだった小島監督。飛行機で疲れて「グロッキー」(本人談)だったよ うです。