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2001年5月23日(水)

DCの不振でセガ、4期連続最終赤字に。香山氏と永井氏が代表取締役に就任

 セガは平成13年3月期の連結決算を発表。連結最終損失が517億円となり、4期連続の赤字となった。これは、家庭用ゲーム機「ドリームキャスト」の不振に加え、今年3月にDCが生産中止となったことが原因。故大川功会長兼社長から資産贈与を受け、779億円の特別利益があったものの、DCの在庫処分などで特別損失811億円を計上し、今期の赤字を補填するには至らなかった。
 
 同社は今後、ゲームソフト事業およびアミューズメント事業に注力することで、来期は21億円の黒字転換を見込んでいる。
 
 また、決算の発表に伴い、佐藤秀樹社長兼COO(最高執行責任者)だけだった代表取締役に、特別顧問CO-COO(共同最高執行責任者)の香山哲氏と、永井明専務が就任することを発表。平成13年6月28日に開催予定の株主総会を経て、就任する見込みとなっている。


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