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2001年5月23日(水)

コーエーが平成13年3月期の決算を発表。PS2ソフトの売れ行き好調で増収増益

 コーエーは、平成13年3月期の決算短信を発表。売上高が18.7%増(前年比)の200億7700万円、経常利益が47.9%増の76億600万円、当期純利益が38.1%増の41億3300万円となり、2期連結の増収増益となった。要因は、PS2用ソフトおよびPC用ソフトの売れ行きが好調だったこと。
 
 コーエーはPS2用ソフトを今期11タイトル発売し、『真・三國無双』が約40万本、『決戦II』が約33万本を出荷。このことでゲームソフト事業は、前期に比べ19.5%増の128億590万円、営業利益で66.1%増の45億560万円と増収増益となっている。
 
 また、同社は6月26日付けで小松清志専務が社長に昇格し、創業者の襟川陽一会長はゼネラル・プロデューサー“シブサワ・コウ”としてソフト開発に専念。今後は、Xboxやニンテンドーゲームキューブなどの次世代ゲーム機の発売を見据え、引き続きユーザー志向の商品をスピーディかつ積極的に市場投入していくとしている。
 
 平成14年3月期の業績は、連結売上高256億円、連結経常利益82億円、連結当期純利益48億円と、過去最高の記録を見込んでいる。


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