全社員にPS2を配布！　ネクストウェアが家庭用情報共有ネットワークシステムを構築！

　システム設計およびソフトウェア開発を行うネクストウェアは本日24日、都内で“社員間ホーム・エクストラネット”についての発表会を行った。
　
　これは、PS2を使ってインターネットに接続し、会社と社員およびその家族間の情報交換網を構築していくというもの（ブラウザにはエルゴソフトの“EGBROWSER（イージーブラウザ）”を使用）。同社は、全社員約300名にPS2を配布し、社員間の“ホーム・エクストラネット”を試験的に実施する。
　
　壇上に立ったネクストウェア代表取締役社長の豊田崇克氏は、「情報家電が家族を結びつけるための道具として非常に重要な意味を持つようになる」などと語った。説明によれば、“ホーム・エクストラネット”の共有データベースには、技術情報や教育などのほか、有給休暇の申請や給料明細などの項目が用意されているという。
　
　また、ゲストとして出席したエルゴソフト代表取締役副会長の襟川恵子氏は、「このシステムは、将来的に家族のコミュニケーションの育成に役立つ」と評価し、ネクストウェアに積極的に協力していくことをコメントしていた。
　
　なお、ネクストウェア社員へのPS2の配布は6月頃。今後の展開などについては7月に発表する予定となっている。コンシューマ機を使用した“ホーム・エクストラネット”の構築は世界初。どのような反響を呼ぶのか注目したいところだ。

壇上で握手する豊田崇克氏と襟川恵子氏。

給料明細の閲覧や有給休暇の申請などが、家庭にいながらにしてできるという。

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