アトラス、平成13年3月期の決算短信発表。大幅減益で3期連続の赤字に

　アトラスは、平成13年3月期の決算短信を発表した。売上高が14.4％増（前年比）の228億6,700万円、経常利益が1億3,800万円の赤字、当期純損失40億3,400万円で、3期連続の赤字となった。
　
　原因としてはアミューズメント施設関連事業の不振および、関連子会社の業績改善による不採算店舗の閉鎖などが挙げられている。逆に好調だったのは、コンシューマー事業関連。同社主力シリーズの『ペルソナ2 罰』や『ハムスターパラダイス3』ほか、PS2およびGBAの発売タイトルの売上は順調に推移したようだ。
　
　同社は今後、経営管理体制や人材強化などの「新生アトラス改革プラン」を策定し、事業の拡大と赤字からの脱却を目指す。このプランの早期実行で、来期の通期業績は、売上高193億円、経常利益8億円、純利益6億円を見込んでいる。

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