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2001年5月9日(水)

ワンダーウィッチで作ったワンダースワンカラー用ゲームが販売可能に!

 バンダイは、ワンダーウィッチで開発したソフトをユーザーが販売できるシステムをスタートさせる。ワンダーウィッチは、ワンダースワン用のプログラム開発ツールで、一般ユーザーがパソコンを使ってゲームを作成、専用のカートリッジに保存して遊ぶことができるというもの。現在はwebサイト上で販売されており、開発キットの価格は16,800円。
 
 これまでにもワンダーウィッチで作成したソフトは、ネット上に数多くアップロードされており、開発キットを持っているユーザー同士で自由に楽しむことができたが、これに加えバンダイは、専用のwebサイトを今月中に開設。ユーザーは、このサイトで登録を行うことにより、自作ソフトをインストールしたカートリッジの販売権を得ることができるようになる。
 
 このシステムを企業が採用した場合、計測器のデータ表示端末や工場の生産管理端末としてワンダースワンカラーを使用することも可能。6,800円で購入できる安価なカラー液晶付き端末としての普及が見込まれる。また、一般ユーザーにとっては、自分が作ったゲームをコミケやインターネットなどで販売することができるようになる。
 
 アイデアと腕に自信のある人は、ワンダーウィッチを使ってゲームを作成してみよう。カートリッジは1本3,980円だが、自信作を保存して好きな値段で販売するのはユーザーの自由。もしかしたらゲームクリエイターとして一攫千金を得ることもできるかもしれない!?


■関連サイト
ワンダーウィッチ公式サイト