PS2がJava技術を搭載!Javaアプリケーションのダウンロードも可能に!
SCEは、PS2にサン・マイクロシステムズのJava VM(バーチャルマシン)を搭載することを発表した。Java VMは、Javaアプリケーションを動かすためのソフトウェアで、7月発売のPS2専用HDDにインストールして使用。利用可能時期は2001年末を予定しており、販売形態・価格については今のところ未定となっている。
Java VMの採用によって、ネットワーク上に存在するJavaコンテンツをPS2で自由に利用することができるようになり、携帯電話・PDAなど他のJava搭載機器との接続も可能。携帯端末向けに開発されたJavaベースのアプリケーションをPS2で楽しむこともできるようになる。
SCEI常務兼CTOの岡本伸一氏は、「SCEIは、ゲームとネットワークコミュニケーションを組み合わせることにより、新しいエンタテインメントの創造を目指しています。サン・マイクロシステムズ社と協力することにより、オープンで安全なネットワークコミュニケーションの構築を加速していきたいと考えています」とコメント。
SCE広報部も「SCEが独自にJavaコンテンツを制作するかどうかは未定です。それよりも現存するJavaコンテンツを利用してネットワークの可能性を広げることが狙いです」と語っている。
今回の発表によって、家庭用ネットワークターミナルとしてのPS2の将来性・拡張性がまた一歩前進したと言えるだろう。
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