【戦略発表会詳報その３】３年後には全世界で3,000万本!!　流通に変化も

　詳報その１でも触れたが、発表会の中で香山氏は、今後の売り上げに関する見通しも発表された。詳しい数値は以下の通り。

	2002年 ３月期	2003年 ３月期	2004年 ３月期
販売本数	1,270万本	2,300万本	3,000万本
売上高	560億円	950億円	1200億円
営業利益率	０％以上	20％以上	30％以上

　この予想によると、３年後の2004年には全世界で3,000万本を売り上げるという。この根拠として香山氏は、「年間100本を超えるタイトルをリリース」「マーケットの７割は、元気のある海外市場で展開」の２つを挙げている。

　この後営業サイドからも説明があり、マルチプラットフォーム化にあたって、流通形態を今までの「Dreamcast特約店」から「新生SEGA特約店」に変えていくことを明らかにした。これは、「Dreamcast特約店」をベースに様々な施策を盛り込んで、新しい流通形態を構築するとのこと。ぜひ、ユーザーが欲しい時にきちんと購入できるシステムを構築してほしいものだ。

優秀なセガタイトルが毎年100本もリリースされれば、これらの数字は決して絵空事ではない。

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