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2001年7月19日(木)

日本最長の行列はやはり秋葉原!超絶詳細レポート!【『FFX』発売!秋葉原編】

あのラオックスにも行列!
秋葉原ゲームキッズのやる気を見た!


 みなさんおはようございます! 電撃オンライン取材班Aチーム(1人)が、『ファイナルファンタジーX』発売当日の秋葉原からレポートをお伝えします。我々(1人)が秋葉原に到着したのは午前6時30分。まず、昨夜は閑散としていたラオックスコンピュータゲーム館を訪れてみると…、おー!見事に並んでいます。行列好きの電撃オンラインとしてはうれしい限り。人数は50名を少し超える程度で、ショップをぐるりと取り囲む形で若者たちが並んでいます。やはり始発で来た人が多かった様子。そんな中、行列整理に忙しいショップの方に話を聞いてみました。

DOL:「今回の並びっぷりはどうですか?」
ラオックス:「人数自体は、PS2本体の発売なんかに比べると少ないです」
DOL:「わりと地味な行列ですよね」
ラオックス:「ま、コンビニでも買えますし。でもこうして並んでくださってるのはありがたいです」

台風の目はやはりソフマップ!
やっぱり行列はこうでねぇと!


 続いて、取材班が向かったのは昨夜10人ほどの人がいたソフマップアミューズメント館。こちらは…! かなりスゴイです! ずらーっと並んだ人の列は、ざっと数えただけでも100人を超えております。ほかのマスコミやテレビの取材も入って、かなりいい感じの並びっぷり(感涙)。屋台が出てないのが残念ですが、それ以外は完璧といってもよいでしょう。隣のヤマギワソフトにも数は少なめですが並んでいるお客さんがいます。さすがアキバ。

 とりあえず先頭の人にインタビューしてみることにしました。昨夜の時点では、菊地さんという男性が一番乗りっぽかったのですが、その後先頭は若干の入れ替わりを見せ、千葉からやってきた3人組に確定していました。3人の中で一番前にいた寺田さん(17歳)に話を聞いてみましょう。

DOL:「おはようございます!」
寺田さん:「あ、昨日の人。おはようございます」
DOL:「何時に来たんですか?」
寺田さん:「昨日の夕方5時ごろです。そのへんぶらぶらして時間つぶしたりしてました」
DOL:「昨夜並び始めてからは何をしてたんですか」
寺田さん:「友だちと話したりしてました」
DOL:「近所のコンビニでも買えると思うんですけど、今回並ぼうと思った理由は?」
寺田さん:「こっちのほうが特典(音楽CD)がいいし、早く欲しかったし」
DOL:「じゃあ今日は家に帰ってすぐプレイですね!」
寺田さん:「いや、学校あるから…」
DOL:「(なに?)それじゃ学校に持ってって見せびらかしましょう!」
寺田さん:「友だちに奪われないように気をつけます」
 
秋葉原に異変!
6時45分衝撃の販売開始!


 とかやってるうちに、時刻は6時45分。あと15分ゆっくり待つか。…、と思っていたら、そのとき! 秋葉原に異変が! 隣のヤマギワソフトで突如販売が開始されました。しかも『FF』フィギュアつきコカ・コーラのオマケまでついている模様です。ヤマギワソフトの人によると、7時からの販売を予定していたが、やっぱりお客さんをお待たせするのは申し訳ないので、急遽15分繰り上げたとのこと。ナイスな処置ではありますが、ソフマップに並んでいる人たちは次々と売れていくソフトを横目に複雑な表情。それでもヤマギワに流れる人は少なく、黙々と並び続けます。

DOL:「隣でもう売ってますけど、こちらに並んでいるのはどうしてですか」
お客さん:「いや、もうソフマップで予約してるので…」
DOL:「予約してるのに並んでるんですか!」
お客さん:「少しでも早く欲しかったんです」

 そういう気持ちもわかります。電撃オンラインは並び続ける人にエールを贈っていく所存です。

7時に一斉販売スタート!
予約数は過去最高


 とかやってるうちに、時刻は7時! ソフマップでもついに販売開始です。今回、こちらの店舗では、1階から5階まですべてのフロアで『FFX』が購入できるとのこと。まさに店内は『FFX』一色といった趣です。先頭の寺田さんも無事に購入。スムーズに列が流れていきます。ラオックスにも戻ってみましたが、こちらも同様。ショップの人も慣れたもので、まったく混乱することなく次々とソフトが手渡されていきました。ちなみに今回取材したショップではいずれも価格は7,980円(税別)でした。

 最後に、ソフマップPR担当の松田さんと大澤さんにお話を聞いてみました。

DOL:「順調に売れてますね」
松田さん:「ええ、5月上旬から7月初旬まで予約を受け付けていたんですが、おかげさまで数万本の予約をいただきました。これは当社でも過去最高の数字です」
DOL:「それはスゴイ! 予約が殺到した理由はなんだと思われますか?」
大澤さん:「やっぱりソフトのクオリティですね。これまでPS2のRPGでは、キラータイトルと呼ばれるようなソフトがなかったというのもありますし、ユーザーの皆さんの期待は大きかったようです」
松田さん:「あとはコンビニさんと違うのは特典の音楽CDですね。ゲームといっしょにサントラCDを買うファンの方は少なくないですから、それが今回反応がよかった理由のひとつだと思います」

 というわけで、快調なすべり出しを見せた秋葉原の『FFX』販売状況。平日にもかかわらず、恒例の行列を見ることができて、行列好きの電撃オンライン取材班は満足です。世間は明日から3連休のようですし、ソフトを手にした皆さんには、これから思う存分遊びまくっていだだきたいものです。『FF』シリーズの人気の高さを再確認した本日の取材でした。

ラオックス前に並ぶ人々。きのうの静けさがウソのようです。よかったよかった。

お話を伺ったラオックスの方。「最前列」の札を持ちつつコメントしてくれました。

ソフマップからずらーっと伸びる行列。最後尾ははるか彼方です。

まだまだ並ぶソフマップ前。100人を軽くオーバーする勢いでした。

千葉からやってきた寺田さん(中央)と友だち。若いっていいね。青春だね。 

6時45分のヤマギワソフト。奥のほうにソフマップに並ぶ人の姿が見えます…。

並び疲れた人たちは皆、ユウナたんのディスプレイを見てほっと一息。

テレビの取材もいくつか来てました。こちらは「ズームイン朝」の人だったようです。

いよいよ販売開始! ソフマップの店員さんは黙々とソフトを渡していきます。

店頭はこんな感じ。まさに『FFX』一色です。

こちらはラオックス コンピュータゲーム館。店頭と店内でどんどんソフトが売れていきます。

お話を伺ったソフマップの松田さん(右)と大澤さん(左)。松田さんには去年『FFIX』のときもコメントいただきました。いつもありがとうございますー。


■関連サイト
PlayOnline.com