カードゲーム「遊戯王」の売上不振が影響。コナミ、2001年度連結業績を下方修正
コナミは、2001年度第1四半期(2001年4月1日~6月30日)の連結業績を発表した。
売上高は377億2,300万円、経常利益は29億9,300万円、純利益は6億9,800万円の黒字。これは、CS事業の『パワフルプロ野球』シリーズや人気サッカーゲーム、CP事業のカードゲームなどの売上が順調に推移した結果となっている。しかし、5月に発表した業績予想に対して「遊戯王」オフィシャルカードゲームの新タイトル以外の面において売上が減速したため、2001年度の中間期および通期の連結業績を下方修正。修正後(通期連結業績)は、売上高が170億円減の2,330億円、経常利益が90億円減の310億円、当期純利益が65億円減の175億円の見込みとなった。
コナミは今後、収益の安定を図るため事業領域の拡大及び強化を推進していくとのこと。先日、ハドソンをコナミグループに迎え入れたこともあり、これからの動向には注目していきたいところだ。
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