2Dと3D・CGの融合作品!『星のカービィ』のTVアニメが10月6日よりスタート!
本日8月21日、都内にてTVアニメ版『星のカービィ』の制作発表会が行われた。
『星のカービィ』は、1992年にゲームとして登場して以来、全世界で13タイトル、発売累計1,800万本以上の人気ゲーム。その『星のカービィ』を題材にしたTVアニメ版は、通常の平面アニメにポリゴンを使用した3D・CGを組み合わせた作品となる。番組はCBC(中部日本放送)/TBS系26局ネットにて、10月6日より毎週土曜日の朝7:30~8:00に放送される。
制作発表会では、アニメ総監督を務める吉川惣司氏、原案の桜井政博氏(ハル研究所)、チーフプロデューサーの加藤直次氏(CBC)を始めとした制作スタッフが登場。
ハル研究所代表取締役の谷村正二氏は、「このアニメの特徴は、ワールドワイドクオリティです。ゲームの“カービィ”を知らない人にも“カービィ”という可愛いキャラクターを知ってもらいたい。そういう意味も込めて、世界で通用するアニメを目指して制作しています」(ハル研究所・谷村正二氏)。「今回のカービィは喋りません。その分説得力のある絵作りになってます。ゲームと同じように、親子一緒の楽しめる作品です。」(桜井政博氏)とコメント。
桜井氏のコメントを受けて吉川氏は、「主人公が喋らないで、どういう作品作りをしていくか悩みましたが、普段ボクらが発想できないこと、今のアニメが失ってしまったものを、このゲームがもっていた。楽しい作品に仕上がってます。」と企画段階の苦労話を交え、作品をアピールした。
ちなみにTVアニメの『星のカービィ』は、セル画に換算すると、1話単位で約1万枚。これは従来のTVアニメーションの2倍~3倍の量を使用しているとのことだ。また、この発表会では第1話のダイジェストも放映。ゲームの世界観を巧みに表現した内容となっていた。
発表会の最後には、主人公“カービィ”と声優の吉田小百合さん(フーム役)、小松里賀さん(ブン役)、そしてテーマ曲を歌う山崎真理さんが登場。山崎真理さんによるエンディングテーマ曲で発表会を締めくくる形となった。
日本のTVアニメ史に残る作品を目指し制作されるTVアニメ版『星のカービィ』。子どもたちだけにとどまらず、幅広い年齢層に人気のゲームキャラクターが、TV番組でどんな活躍を見せるのかに注目が集まるところだ。
発表会では多数の制作スタッフが集結。途中には、3D・CGについての説明などもあった。
主人公“カービィ”を囲んでの撮影会。声優陣も大喜び!
とある星「プププランド」を舞台に伝説のヒーロー(!?)“カービィ”が大活躍するぞ。
2Dのアニメーションの中、“カービィ”は3D・CGにて表現されている。ゲームでお馴染みのアクションにも注目だ。
(C)Nintendo/HAL Laboratory,Inc.・CBC
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