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2001年8月23日(木)

紙製のカードがGBA用ソフトとしても楽しめる!GBA用周辺機器「カードeリーダー」

 任天堂は、オリンパス光学工業と技術提携し、紙製のカードにデータを格納した「カードe」と、それをGBAで読み取らせる「カードeリーダー」を開発したと発表した。市場への投入は年内を予定。

 この「カードe」及び「カードeリーダー」には、全世界で人気のトレーディングカード「ポケモンカード」の最新シリーズである「ポケモン★e」がその第1弾作品として対応している。「カードeリーダー」と「ポケモン★e」を組み合わせることで、対戦用カードゲームのとしての戦術の組み立てや、チュートリアル的な初心者向けの情報を閲覧できる他、“ポケモン”たちのショートムービー、ミニゲームを楽しむことが可能。ムービーやミニゲームなどは、各カード毎に内容は異なり、幅広い遊びが楽しめるものになっている。

 任天堂は、半導体メモリや光ディスクとは一線を画したこの技術を、来年より他のジャンルにも展開していくとのこと。紙製のカードながら、「カードeリーダー」に読み込ませることによってゲームソフトとしても機能するこのゲーム。今後どのようなブームを巻き起こすのかが非常に楽しみなところだ。

本日行われた制作発表会でも、「カードeリーダー」と「ポケモン★e」の遊び方が実演された。

これが「ポケモン★e」のカード。これまでのトレカとなんら変わらない質感ながら、ムービーやミニゲームのデータが格納されている。

GBAに接続した「カードeリーダー」に「ポケモン★e」を読み込ませることで、そのカード情報の閲覧やミニゲームが楽しめる。


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任天堂 ニュースリリース