2001年8月27日（月）
現在までに発表されているXboxタイトルの開発最新状況も、続々報告された！
本日のXbox発表会において新規参入メーカーが紹介された後、すでに参入を表明しているメーカーの開発最新状況の紹介が行われた。今回紹介されたタイトルは、どれもかなり開発が進んでおり、いよいよXboxが現実のものになってきたという印象を受けるものとなっていた。以下、発表の様子を掲載する。
■カプコン
『幻魔 鬼武者』
壮大な映像が流れた後、同作品のプロデューサーである稲船敬二氏が登壇。稲船氏は、「実際PS2を作った時に、スタッフの間で難易度の面における不満が残った。Xbox版ではPS2版を知っているユーザーが多いと仮定して、やり応えのある難易度に設定して開発を進めている」と語り、具体的には「緑色の魂を用意した。これは自分だけではなく敵も吸収でき、パワーアップされてしまうので、いかに敵に吸収させないようにするか、というゲーム性を追加した」など、緊張感を高める仕掛けが盛り込まれているとのこと。また、アメリカも市場の中心となることから「PS2版では日本人向けにパンダのコスチュームを入れたが、Xbox版ではアメリカ人が喜びそうな忍者のコスチュームも用意している」など、海外に向けたサービスもアピールした。
気になる開発状況は「非常に快調で、めったにないことだがスケジュールを前倒しにできている。PS2で苦労した分、スタッフが強くなったのではないだろうか」と語り、「2002年2月22日に発売します」と断言した。
■コナミコンピュータエンタテインメント東京
『サイレントヒル２ 最後の詩』
初夏にアメリカで行われたE3でも、観客を恐怖に陥れた『サイレントヒル２』。このタイトルを紹介するために登場したプロデューサーの北尾剛三氏は、「Xboxはテクスチャが鮮明に出るので、同タイトルが持つ独特の空気感を表現するのに、非常に助けられた。むしろこの性能をどう消化して表現していくか、これから研究していきたい」と語った。
■コナミコンピュータエンタテインメントスタジオ
『エアフォースデルタII』
DCで１作目が発売され好評を博したフライトシューティングの２作目がXboxで登場するということで、どのくらいのデキなのか、まず映像を披露した。登壇したプロデューサー神子敏康氏は「大きな声では言えないが、かなりの完成度」と語った後「2002年2月22日、本体と同時に発売します」と約束した。
■ワウ エンターテイメント
『segaGT 2002（仮）』
セガの制作スタジオの１つであるワウエンターテイメントが開発しているのは『segaGT 2002（仮）』。まずプロデューサーの中川力也氏が登場し「車の質感や車に写りこむ周りの景色などを見てほしい」と語って、開発中の映像が流された。「今回は伝統、伝説、血統というコンセプトに開発者がこだわって、車種を厳選した。ユーザーにもこだわりを持って遊んでもらえればと思う」とコメントした。
■スマイルビット
『GUN VALKYRIE』
『JET SET RADIO FUTURE』
登壇したプロデューサーである川越隆幸氏は『GUN VALKYRIE』と『JET SET RADIO FUTURE』の２本を紹介。まず、Xboxオリジナルタイトルである『GUN VALKYRIE』、次に『JET SET RADIO FUTURE』を次々と上映、完成度がかなりのところまで来ているところをアピールした。さらに川越氏は「アクションゲームなので、映像だけでなくぜひ触ってみてください。秋の東京ゲームショウでお待ちしています」と語った。
■テクモ
『DEAD OR ALIVE 3』
開発状況紹介の最後を飾るのは、早くから参入を表明していたテクモ。壇上には『DEAD OR ALIVE』シリーズの産みの親であるプロデューサー板垣伴信氏が上がり、「今日の朝できあがった」という超最新のROMを披露した。実際に板垣氏が操作してみせ、「簡単な操作でも緻密な動きができる」部分を強調した。また、「今年の夏には同じような格闘がいくつか登場したが、ぜひ『DOA3』と比べて頂きたい。私たちは最上級の格闘ゲームをワールドワイドに提供していきたいと思っている」と語り、絶対の自信をのぞかせた。
スケジュールが前倒しにできるくらい開発が順調な『幻魔 鬼武者』。画面に写っているのが緑色の魂。
グラフィックが良いと「空気感」まで伝わり、恐怖が倍増しそうな『サイレントヒル2』。
動きはもちろんだが、とにかく背景の描き込みがものすごい『エアフォースデルタII』。こちらも開発は順調に進んでいるようだ。
車体への背景の映り込みなど、車の質感が存分に表現されている『segaGT2002』。
完全オリジナルタイトル『GUN VALKYRIE』は、パッドに付いている２本のアナログスティックを駆使する意欲作。
DC版をはるかに超えたセンスと動きで、電撃オンラインが最も注目する『JSRF』。
圧倒的なグラフィッククオリティで存在感を示した『DOA3』。板垣氏の自信もハンパではない。
Comoposed by (C)Mamoru Samuragoch.
Character Samanosuke Akechi by cFu Long Production,(C)CAPCOM CO., LTD. 2002 ALL RIGHTS RESERVED. Guest Creator:Takeshi Kaneshiro
(C)1999 2001 KONAMI COMPUTER ENTERTAINMENT TOKYO
(C)1999 2001 KONAMI COMPUTER ENTERTAINMENT TOKYO
(C)WOW ENTERTAINMENT INC/SEGA CORPORATION,2001
(C) Smilebit, Corporation/SEGA Corporation, 2001
(C)TECMO,LTD. Team NINJA 2001
■カプコン
『幻魔 鬼武者』
壮大な映像が流れた後、同作品のプロデューサーである稲船敬二氏が登壇。稲船氏は、「実際PS2を作った時に、スタッフの間で難易度の面における不満が残った。Xbox版ではPS2版を知っているユーザーが多いと仮定して、やり応えのある難易度に設定して開発を進めている」と語り、具体的には「緑色の魂を用意した。これは自分だけではなく敵も吸収でき、パワーアップされてしまうので、いかに敵に吸収させないようにするか、というゲーム性を追加した」など、緊張感を高める仕掛けが盛り込まれているとのこと。また、アメリカも市場の中心となることから「PS2版では日本人向けにパンダのコスチュームを入れたが、Xbox版ではアメリカ人が喜びそうな忍者のコスチュームも用意している」など、海外に向けたサービスもアピールした。
気になる開発状況は「非常に快調で、めったにないことだがスケジュールを前倒しにできている。PS2で苦労した分、スタッフが強くなったのではないだろうか」と語り、「2002年2月22日に発売します」と断言した。
■コナミコンピュータエンタテインメント東京
『サイレントヒル２ 最後の詩』
初夏にアメリカで行われたE3でも、観客を恐怖に陥れた『サイレントヒル２』。このタイトルを紹介するために登場したプロデューサーの北尾剛三氏は、「Xboxはテクスチャが鮮明に出るので、同タイトルが持つ独特の空気感を表現するのに、非常に助けられた。むしろこの性能をどう消化して表現していくか、これから研究していきたい」と語った。
■コナミコンピュータエンタテインメントスタジオ
『エアフォースデルタII』
DCで１作目が発売され好評を博したフライトシューティングの２作目がXboxで登場するということで、どのくらいのデキなのか、まず映像を披露した。登壇したプロデューサー神子敏康氏は「大きな声では言えないが、かなりの完成度」と語った後「2002年2月22日、本体と同時に発売します」と約束した。
■ワウ エンターテイメント
『segaGT 2002（仮）』
セガの制作スタジオの１つであるワウエンターテイメントが開発しているのは『segaGT 2002（仮）』。まずプロデューサーの中川力也氏が登場し「車の質感や車に写りこむ周りの景色などを見てほしい」と語って、開発中の映像が流された。「今回は伝統、伝説、血統というコンセプトに開発者がこだわって、車種を厳選した。ユーザーにもこだわりを持って遊んでもらえればと思う」とコメントした。
■スマイルビット
『GUN VALKYRIE』
『JET SET RADIO FUTURE』
登壇したプロデューサーである川越隆幸氏は『GUN VALKYRIE』と『JET SET RADIO FUTURE』の２本を紹介。まず、Xboxオリジナルタイトルである『GUN VALKYRIE』、次に『JET SET RADIO FUTURE』を次々と上映、完成度がかなりのところまで来ているところをアピールした。さらに川越氏は「アクションゲームなので、映像だけでなくぜひ触ってみてください。秋の東京ゲームショウでお待ちしています」と語った。
■テクモ
『DEAD OR ALIVE 3』
開発状況紹介の最後を飾るのは、早くから参入を表明していたテクモ。壇上には『DEAD OR ALIVE』シリーズの産みの親であるプロデューサー板垣伴信氏が上がり、「今日の朝できあがった」という超最新のROMを披露した。実際に板垣氏が操作してみせ、「簡単な操作でも緻密な動きができる」部分を強調した。また、「今年の夏には同じような格闘がいくつか登場したが、ぜひ『DOA3』と比べて頂きたい。私たちは最上級の格闘ゲームをワールドワイドに提供していきたいと思っている」と語り、絶対の自信をのぞかせた。
スケジュールが前倒しにできるくらい開発が順調な『幻魔 鬼武者』。画面に写っているのが緑色の魂。
グラフィックが良いと「空気感」まで伝わり、恐怖が倍増しそうな『サイレントヒル2』。
動きはもちろんだが、とにかく背景の描き込みがものすごい『エアフォースデルタII』。こちらも開発は順調に進んでいるようだ。
車体への背景の映り込みなど、車の質感が存分に表現されている『segaGT2002』。
完全オリジナルタイトル『GUN VALKYRIE』は、パッドに付いている２本のアナログスティックを駆使する意欲作。
DC版をはるかに超えたセンスと動きで、電撃オンラインが最も注目する『JSRF』。
圧倒的なグラフィッククオリティで存在感を示した『DOA3』。板垣氏の自信もハンパではない。
Comoposed by (C)Mamoru Samuragoch.
Character Samanosuke Akechi by cFu Long Production,(C)CAPCOM CO., LTD. 2002 ALL RIGHTS RESERVED. Guest Creator:Takeshi Kaneshiro
(C)1999 2001 KONAMI COMPUTER ENTERTAINMENT TOKYO
(C)1999 2001 KONAMI COMPUTER ENTERTAINMENT TOKYO
(C)WOW ENTERTAINMENT INC/SEGA CORPORATION,2001
(C) Smilebit, Corporation/SEGA Corporation, 2001
(C)TECMO,LTD. Team NINJA 2001
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