JDCとバンダイが提携し、「東京マルチメディアファンド」の資金供給で制作者を支援
ジャパン・デジタル・コンテンツ(JDC)とバンダイは、デジタルコンテンツ開発を行う「東京マルチメディアファンド」の新規キャラクター開発及び同キャラクターゲーム分野において、業務提携したと発表した。
JDCは、制作プロジェクトを対象とした投資ファンド「東京マルチメディアファンド」を運営し、フルCGアニメ、ミュージッククリップ、テレビ番組などこれまで26企業の32作品を輩出。
今回の提携では、ゲーム制作会社から直接バンダイに持ち込まれた企画に対して、バンダイと「東京マルチメディアファンド」が共同で資金供給を行い、マーケティング支援等を行う。提携後の第1号案件として、元ラブデリックのスタッフによるゲーム制作会社SKIPが手がけるPS2用ソフトの開発及びキャラクタービジネスの構築に対する投資が予定されている。
「東京マルチメディアファンド」は、バンダイブランドの優良な投資案件、販売営業及び宣伝プロモーションの確保、そしてバンダイの流通(海外)チャンネルを活用することにより、投資回収を促進。また、バンダイにとっては「東京マルチメディアファンド」を活用することで、積極的な制作者支援及び新規キャラクターの発掘に取り組めるというメリットが見込まれている。
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