本日、秋葉原のゲームショップ4店舗で、『シェンムーII』の発売を記念したイベントが開催された。
ゲストとして、プロデューサーの鈴木裕氏をはじめ、芭月涼役の松風雅也氏、刃武鷹役の萩原匠氏、シェンファ役の石垣はづきさんといった役者の方々が登場。ソフト購入者には、握手とサインのサービスがあるなど、ファンにはうれしいイベントとなった。
また、イベントの合間を縫って、ゲストの4人にコメントを頂いた。コメント内容は以下の通り。
■鈴木裕氏インタビュー
――長い開発期間を経て発売となったわけですが、率直な感想をお願いします。
鈴木氏:やっと終わったという感じです。プレイヤーの方には、ゆっくりと楽しんでもらいたいですね。
――非常にカメラワークが凝っていますよね?
鈴木氏:カメラワークについては、前作のときからこだわっていまして、いろんな映画を参考にしています。また、いろいろなカメラワークを実現するために、独自のシステムを開発しましたので、せひ注目して見てもらいたいですね。
■松風雅也氏インタビュー
――本日、ファンの方たちと接してみた感想は?
松風氏:みなさんとてもあったかくて、うれしかったです。発売を迎えて、『シェンムーII』がさらに盛り上がってくれたら言うことないですね。
――作品に対する自信のほどは?
松風氏:もちろん自信満々ですよ。できるだけ多くの人たちにプレイしてもらいたいです。
■萩原匠氏インタビュー
――刃武鷹を演じられた率直な感想は?
萩原氏:もっと活躍したかったですね(笑)。これから活躍するシーンが多くなりそうなキャラなんで、きっとユーザーの方も同じように思ってくれると思うんですけれど。
――萩原さんの特徴的な動きが、ゲームでもそのまま再現されていますよね。
萩原氏:そう言っていただけるとうれしいです。意外とわがままなんですよ、自分。他の人たちは平均1テイクか2テイクなのに、自分は納得いくまでやらせてもらってました。テイク20とかもザラでしたよ(笑)。スタッフには迷惑をかけました。
■石垣はづきさんインタビュー
――やっとヒロインのシェンファが登場することになりましたが?
石垣さん:すごくうれしいですね。自分でプレイしてシェンファに会ったらどんな感じがするのか、今から楽しみです。もうひとりの自分と出会っちゃうわけですから(笑)。
――見どころとなるオススメのシーンは?
石垣さん:シェンファの周囲に何かが舞い上がるシーンがあるんですが、自分ではそれが気に入ってます。それと、エンディング直前のクライマックスのシーンも映画的で必見ですよ。
イベントは順調に進行し、最後の店舗であるメッセサンオーへ向かうと、『シェンムーII』で格闘シーンのモーションを担当した拳法家の服部哲也氏を発見した。なんと『シェンムーII』を買いに来たとのこと(笑)。開発に携わった方と思わぬ遭遇ができたので、アポなしではあったがインタビューを敢行!
■服部哲也氏インタビュー
――実際にどんな形でゲームの開発に携わったんでしょうか?
服部氏:おもにモーションキャプチャーですね。『シェンムーII』では、紅秀瑛が月夜に演舞するシーンなどが僕のモーションです。演舞している拳法は、正確には八極拳ではなくて、劈掛拳(ひかけん)といいます。それと、モーションだけでなく、拳法にまつわるシナリオでは、いろいろと意見を出させてもらってます。
――拳法家から見て、『シェンムーII』というゲームはどうですか?
服部氏:鈴木裕さんが、格闘ゲームのノウハウをすでにお持ちですからね。そこに+αを考えられていたみたいですよ。ストーリーのなかで、拳法についていろいろと知ることができるように、とか。
多くのスタッフが開発に携わった『シェンムーII』も無事に発売され、鈴木裕氏や出演者たちは一様に笑顔を浮かべていた。イベントに訪れた人たちをはじめ、多くのファンに支えられて『シェンムー』に次なる展開があることを期待したい。
鈴木裕氏をはじめ、出演者たちが登場。一人ずつ、『シェンムーII』の見どころを語っていた。
ファンからかけられる言葉に丁寧に応対する鈴木裕氏。表情も非常になごやかだ。
ゲームディスクにサインする松風雅也氏。もったいなくて、プレイできないかも!?
萩原匠氏は、拡声器を使ってファンとともに「セガのゲームは世界一」を唱和。とてもサービス精神旺盛な方である。
笑顔の素敵な石垣はづきさん。シェンファのコスプレ姿が、日本で一番似合ってます。
ちなみに弊社から発売日と同時に攻略本も発売に。紅秀瑛の特製ポスターがついてます。
■関連サイト
・『シェンムー』公式サイト