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2002年1月21日(月)

人気TCG『MTG』オンライン版『MagicOnline』のカードは、実際のカードに交換可能

 Wizards Of The Coast社は、人気TCG『Magic:The Gathering(以下、MTG)』のオンライン版といえるPC用タイトル『Magic Online』の詳細を発表した。
 
 この『Magic Online』は『MTG』を完全にオンライン化したもので、カードの収集、デッキ構築、対戦をサーバー接続して行うことができるもの。現在βテストが行われており、本稼動は2002年春を予定している。
 
 今回の発表の注目点は、オンライン上のデータの形式で所有しているカードを、現実世界のカードと交換できるということ。具体的には、フルコンプリートしたオンライン上のカードを、同じセットのカードと交換することができるようだ。
 
 また、販売価格についてはソフトとマニュアルが同梱された『Starter Game Box』が14.99ドルとなっている。カードの価格は15枚入りブースターパックが3.29ドル、60枚入りのテーマデッキとトーナメントパックは9.99ドルで、現実のカードと同じ値段に設定されれている。
 
 『Magic Online』は、第7版(seventh edition)とそれ以降に発売されたカードセット、「Invasion」「Planeshift」「Apocalypse」「Odyssey」「torment」が含まれており、新エキスパンションのリリースにあわせて、随時カードが追加されていく予定。
 
 オンライン上のカードを現実のカードと交換できるシステムの採用は、この『Magic Online』が初めて。春の本格稼動後にどのような展開を見せるのか、日本でもカード交換を含めたサービスが提供されるのかなど、『MTG』プレイヤーは注目していきたいところだ。


■関連サイト
『Magic Online』ニュースリリース(英語のHPです)