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2002年1月22日(火)

2つの夢をテーマに!タカラ、新製品「SKYSHIP」&「Q-CAR」シリーズを発表

 タカラは本日1月22日、都内某所にて新製品の発表を行い、多くの報道陣を集めた。今回発表された新製品は、ラジオコントロール飛行船「DREAM FORCE 02 SKY SHIP」と電気自動車「Q-CAR」シリーズの2商品。
 
 「DREAM FORCE 02 SKY SHIP」は、昨年発売した第1弾の操縦型2足歩行ロボット「DREAM FORCE 01」(価格:49,800円)に続くシリーズ第2弾。同商品は全長90cmの室内用ラジオコントロール飛行船で、本物の飛行船同様ヘリウムガスにより室内を浮遊し、上昇・下降、上下左右すべての方向にコントロールすることが可能。操縦可能な距離は10メートルとなっている。
 
 また、「DREAM FORCE 02 SKY SHIP」は、実際に建造され飛行した史上最後の硬式飛行船「グラーフ・ツェッペリン2世号(LZ130)」をモデルにした「グラーフ・ツェッペリン号」(実機タイプ)、故・岡本太郎画伯が「レインボー号(JA1002)」をモデルにデザインしたアート性の高い飛行船「レインボー号」(ポップアートタイプ)、タイアップ企業9社のロゴを船体デザインとした「コラボレーション号」の3タイプのデザインを用意。それぞれ、2002年3月の発売を予定している。

 一方「Q-CAR」シリーズは、2002年2月に設立されるチョロQ モーターズ株式会社より発売される新しいコンセプトの電気自動車。同シリーズは、同社とチューニングを手掛けるコックスとのコラボレーションにより実現した安全で楽しい自動車。「Q-CAR」は最高速度60km/hで、約8時間の充電で80km走行することが可能。充電は家庭用のコンセント(100v)で行うことができる。
 
 今回発表されたのは、“夢に描く未来のスポーツカー”をコンセプトにしたキュートなデザインの「2010」、“環境に優しい未来の車”をテーマに再現された「Modern Times(仮)」の2車種。どちらも「チョロQ」に乗ってみたいという夢を叶えてくれる商品となっている。なお、「Q-CAR」は道路交通法上は自動車扱いとなるため、運転する際には普通運転免許が必要。車検、車庫証明、重量税、取得税は不要となる模様。

 発表会では同社代表取締役社長、佐藤慶太氏の挨拶に始まり、新製品2つの詳細が説明された。佐藤氏は「2つとも夢のある企画になっている」と語り、Q-CARに関しては「遊びという切り口で車をアプローチしていきたい。」と、環境に優しい未来の車をアピールしていた。
 
 ちなみに「Q-CAR」シリーズの発売は年内を予定。気になる値段はスポーツカータイプの「2010」が100万を切る価格になるとのこと。どちらも20代が楽しめる夢のある玩具として、今後の展開に期待が寄せられる商品だ。

タカラ代表取締役社長、佐藤氏の挨拶により始まった発表会。どちらの商品も、今後さまざまなイベントを視野に入れているとのことだ。

会場を浮遊したラジオコントロール飛行船「DREAM FORCE 02 SKY SHIP」。全タイプ9,800円(税別)。

こちらは「グラーフ・ツェッペリン号」。10分の充電で約15分の飛行が可能となっている。



街乗り使用としては十分なスペックの「Q-CAR」。こちらはスポーツカータイプの「2010」。佐藤社長が乗車する場面も……。


■関連サイト
タカラ公式サイト 「タカランド」