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2002年1月30日(水)

CSKエレクの経営権がヴィーナス・ファンドに移行、T-ZONEはマニア向け店舗に変化

 CSKは、PCショップ「T-ZONE」を運営しているグループ企業CSK・エレクトロニクスの経営権を、ヴィーナス・ファンド投資事業組合へ移行することに関して、正式契約が締結されたことを発表した。この経営権移行は昨年12月に発表されていたもの。
 
 CSKでは以前より企業対企業、いわゆる「B to B」に事業を集中することを明らかにしており、今回の経営権移行もその一環とみられる。
 
 ヴィーナス・ファンドでは、「T-ZONE」の経営に関して「秋葉原のトレンドにフィットした小売事業に絞り込む」と発表しており、法人向け営業部門の撤退と、PC本体中心からパーツなどを中心に販売していくことが明らかにされている。
 
 アスキーがユニゾン・キャピタルの傘下になったことに続き、今回のCSK・エレクトロニクスの経営権譲渡と再編の進むCSKグループ。セガもこのCSKグループの企業ということもあり、今後の先行きが気になるところだ。


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CSK ニュースリリース