News

2002年10月14日(月)

ゲームコーナーでは、「すんゲー10本。」など魅力タイトルの試遊台を設置!

 PS2ゲームブースでは、電撃PS・電撃PS2・電撃王の電撃3誌がオススメする年末年始のPS2タイトル「すんゲー10本。」などの試遊台が100台近く展示された。以下に、各タイトルの紹介と、画面写真を公開しよう!

●スターオーシャン Till the End of Time(エニックス)
 前作『スターオーシャン2』より400年経過した未来での冒険を描く、SF・RPG。『ヴァルキリー・プロファイル』など、ハイクオリティなゲームシステムに定評があるトライ・エースが制作を担当している。
 また、今作では音楽・映像にもこだわっており、5.1chサラウンドを体感できるドルビー・プロロジックIIを採用、さらに、PS2ソフトでは『鉄拳4』についで2タイトル目となるプログレッシブTVに対応しているのもポイント。
 今回出展されている体験版は、TGSと同様のものでNPCとの会話イベントシーンや、先頭などを約20分間ほど楽しめるもの。つい最近、発売が2002年3月期に延期されてしまったためか、数少ない試遊できる機会に多くの人がコントローラを握っていた。
環境を整えれば、かなりの高画質と臨場感でプレイできる。発売が延期されたので、この期間中にTV・サウンドシステムをそろえてみては?

●ダーククロニクル(SCE)

 パーツを集めて、街を作っていくジオラマシステムが特徴のRPG『ダーククラウド』スタッフが贈る新タイトルが、この『ダーククロニクル』だ。このゲームでは、『ダーククラウド』のジオラマシステムを継承し、さらにアイテム集めと合成、発明といったコレクション要素を強化。よりファンタジックになったストーリーなど、RPGの基本的な楽しみがぎっしり詰まった作品となっている。
 会場では本作の体験版も大量に配布されたため、こちらを訪れた友達がいる人は入手していないか聞いてみるといいかも。
世界観にマッチした、ほのぼのとした色調のグラフィックも魅力的な『ダーククロニクル』。

●アークザラッド 精霊の黄昏(SCE)
 PSの成長とともにタイトルを発表きてきた『アーク』シリーズがPS2に登場。会場では一見「ちょっとポリゴンっぽさが残る」ムービーが公開されていたのだが、これは通常のゲームのムービーとは違い、リアルタイムポリゴンで表現されていたためだった。
 本作ではすべてのムービーシーンをリアルタイムポリゴンで表現するとのことで、ゲームとムービー間の途切れがない展開が期待できそうだ。
ムービーシーンも、すべてリアルタイムポリゴンで描かれている。表情もしっかり変化しており、PS2の技術の進化を実感できる。

●テイルズ オブ デスティニー2(ナムコ)
 人気シリーズの続編となる本作では、前作の主人公スタンとルーティの息子、カイルに主役が代わった。そのため、新たな世代の仲間はもちろん、前作に登場した懐かしいキャラクターとの出会いも用意されているとのこと。また、アクション性の高い戦闘システムは健在で、試遊台では格闘ゲームのようにさまざまな戦いが繰り広げられていた。
 イベントシーンでは、いのまたむつみさんによるキャラクターが画面に大きく表示されるなど、キャラクター人気の高い本作ならではの要素もしっかり用意されているぞ。
次々と技が繰り出され、連続ヒットが決まっていく戦闘シーン。格闘ゲーム同様、うまくなれば大コンボも決めることができるかも?

●メタルギアソリッド2 サブスタンス(コナミ)
 『MGS2』の完全版ともいえる、さまざまな追加要素を搭載したものがこの『メタルギアソリッド2 サブスタンス』。200ステージ以上のVR訓練や、スネーク視点で今まで語られなかったエピソードが楽しめる「Snake Tales」など多数のモードが新たに収録されており、『2』とはまったく別の作品になっているといってもいいほどの変化をとげている。
VR訓練が大量に追加され、さまざまなシチュエーションでの潜入・戦闘を楽しむことができる。

●Shinobi(セガ)
 長い赤マフラーをなびかせ、敵を斬っていく3D・ACT。開発は『エターナルアルカディア』『サクラ大戦』などを制作したオーバーワークスが担当している。
 本作の魅力は主人公のアクション。超高速で敵に接近、背後にまわりこみ刀を一閃というスピード感あふれるアクションは、まさに忍者そのものといえる。現代に蘇ったメガドライブの『ザ・スーパー忍』ともいえる『Shinobi』、ACT好きは必見!
とにかく素早い動きと、赤いマフラーが印象的な本作。どれだけ格好いい殺陣が決めるかなどの、こだわったプレイもおもしろそう。

●SDガンダム G GENERATION-NEO
 各作品間の設定の壁を取り払い、『ガンダム』シリーズのキャラクターが集合したSLGシリーズの最新作が、この『SDガンダム G GENERATION-NEO』。初代はもちろん、ありとあらゆるガンダムが登場するだけでなく、ファンなら夢にまで見た「ガトーvsクワトロ」などのドリームマッチなど、注目の要素が目白押しとなっている。また、戦闘シーンのフルボイス&カットイン演出、超美麗なムービーなどみどころも満載!
今回は映像出展のみとなった『SDガンダム G GENERATION-NEO』。歴代ガンダムが総出演なので、ファンは期待して待とう。

●信長の野望 Online
 今回は映像出展のみとなった『信長の野望 Online』は、コーエー初の家庭用MMORPG。これまでおなじみの歴史シミュレーション『信長の野望』とは違い、プレイヤーは一人の侍や鍛冶屋などになり、妖怪を退治して成長していくシステムとなっている。また、合戦というプレイヤー間で競いあう要素も用意されており、戦乱の時代ならではの楽しみも再現されている。
妖怪が登場し陰陽師が術を使うなど、伝奇的な世界観となった『信長の野望 Online』。βテスト開始が2カ月延期されたが、『FFXI』に続くMMORPGとして注目を集めることは間違いない。

●Devil May Cry2(カプコン)
 スタイリッシュ・アクションゲームとして好評を博した『Devil May Cry』に、いよいよ待望の続編。前作に引き続き主役のダンテはさらにスタイリッシュに、一方敵役の悪魔はより強力に進化しており、あの動きに魅せられたファンにはたまらない作品になっている。また、ゲーム性も剣・銃で次々と悪魔をなぎ倒すシンプルなもので、試遊台では前作未体験の人も楽しんでプレイしていた。
ジャンプなど3次元な動きがさらに進化したダンテ。スタイリッシュに悪魔を切り、撃ち、破壊しまくれ!

●UNLIMITED:SaGa(スクウェア)
 フリースタイルシナリオシステムが人気の『SaGa』シリーズ最新作。本作では、Adobeと技術協力して制作したスケッチモーションという技法を使用し、イラストレーションがそのまま動いているかのような表現でキャラクターが描かれるのが特徴。会場では、戦闘も行える試遊台が用意され、本作ならではのルーレットを使った戦闘では、必死に目押しするプレイヤーが多く見られた。
一見イラストのようだが、このまま二人のキャラクターは表情を変化させて動き出す。ゲーム中よりも、ムービーシーンの方が効果がある映像技術だろう。