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2002年10月23日(水)

バンダイ、売上高総利益率の向上などにより中間期業績予想を上方修正

 バンダイは、平成15年3月期(平成14年4月1日~平成15年3月31日)の中間期連結業績予想を、売上高1,135億円(前回予想:1,140億円)、経常利益135億円(前回予想:105億円)、中間純利益70億円(前回予想55億円)に修正した。

 売上高については、家庭用ゲームソフト事業は好調に推移したが、DVDソフトをはじめとするメディア事業の劇場作品のずれ込みなどにより、当初の予想を若干下回る見込みとなった模様。経常利益、中間純利益に関しては、売上高総利益率の向上などにより当初予想を上回る結果となる見込みだ。

 一方、単体業績については、「忍風戦隊ハリケンジャー」「仮面ライダー龍騎」をはじめとする男児キャラクター玩具や、「機動戦士ガンダム」「.hack」シリーズ等の家庭用ゲームソフトが好調で、売上高、利益ともが当初の予想を上回ることを見込んでいる。

 またバンダイは、平成15年3月期通期連結業績については、売上高が景気の先行きに対する不透明感から、当初予想より若干下回ることを見込んでおり、利益に関しては中間期同様に売上高総利益率の向上で、当初の予想を上回ると見込んでいる。


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