ハリウッド版「ザ・リング」記者発表会。主演のナオミ・ワッツらが来日!
本日10月28日、都内帝国ホテルにてハリウッドリメイク版「ザ・リング」の記者発表会が行われた。会場には多くのマスコミ関係者が押し寄せ、日本生まれのホラー「リング」がどのようにリメイクされているのか、その注目度がうかがわれた。記者発表会に登場したのは、主演のナオミ・ワッツさん、ドリームワークス社プロデューサーのウォルター・F・パークス氏、同社プロデューサーのローリー・マクドナルドさんの3人。
冒頭の挨拶で主演のナオミ・ワッツさんは、「日本での上映に駆けつけることができてうれしい。日本版の「リング」は、スタッフ全員ファンです!」と語った。ウォルター・F・パークス氏は、「この作品を日本で公開されることに、非常にドキドキしている。日本版をよりアメリカ人向けにアレンジしたので、期待してください」と、少々興奮気味に語っていた。
「どうやって「リング」を見つけたのか?」との問いにウォルター氏は、「大変にエキサイトしたスタッフの1人から、“ぜひ見てほしいビデオがある!”と電話がかかってきた。そこで見せられたビデオはダビングされたため非常に映像が悪く、「リング」という物語に触れるには最高のシチュエーションだった。物語はすばらしく、ハイコンセプト名内容だったので、すぐにリメイク権の取得に着手した。実に、ビデオを見たのが4時で、リメイクの権利を取得したのが7時だった」と熱弁した。
またナオミ・ワッツさんへの「日本版は見ましたか?」の問いに彼女は、「映画の脚本を読んだあとに、やはり画質の悪いビデオで1度だけ見ました。日本版の演技に囚われないように見たのはその1度きりですが、シンプルなコンセプトなだけに、心境を効果的に描けると思いました」とのコメントを寄せた。親友の女優ニコール・キッドマンさんがニューヨークでのプレミア試写会に観に来たときに、「映画で私が叫ぶシーンよりも大きな声で彼女が叫ぶので、さるぐつわを咬ましたい気分になったわ(笑)」とのエピソードも明かしてくれた。
全米で公開され、初登場1位に輝いた「ザ・リング」。11月2日からの全国一斉ロードショーで、はたしてどれだけの観客が動員されるのか、非常に楽しみなところだ。
本日行われた記者発表会。このあと、オーチャードホールでの東京国際映画祭では、舞台挨拶も行われた。
会場入口には、この映画に欠かすことのできない“井戸”が置かれていた。
司会進行は、フジテレビアナウンサーの笠井信輔氏。
フジテレビのHPでは、アナウンサーによるインフォマーシャルも公開中。
左から、ドリームワークス社プロデューサーのウォルター・F・パークス氏、主演のナオミ・ワッツさん、同じくプロデューサーのローリー・マクドナルドさん。
入口にあった井戸を持ち込んでの撮影会。クランクインは、この井戸内のシーンから始まったとのことだ。
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データ
■映画「ザ・リング」
11月2日より日比谷映画他、全国東宝洋画系にてロードショー
■関連サイト
・「ザ・リング」公式サイト