ファミコンが学問に!?立命館大学で細井浩一教授と任天堂の上村雅之氏が対談
立命館大学(京都)で、12月18日に講演会「上村雅之×細井浩一 ファミコンとは何だったのか―ディジタルな表象文化の成立」が開催される。
この講演会は、1983年に発売されたファミコンおよび、1990年に発売となったスーパーファミコンのハードウェア設計者である任天堂開発第2部部長・上村雅之氏と、国内外のファミコンソフトウェアを網羅した、ゲームアーカイブ・プロジェクト(立命館大学、京都府、京都リサーチパーク株式会社による産官学共同プロジェクト)を推進する立命館大学政策科学部の細井浩一教授が対談するもの。両氏による対談では、2003年でちょうど発売20周年を迎えるファミコンについて、大衆的なコンピューティング・デバイスであるという歴史的位置づけを示すとともに、ファミコンが大衆文化において何を変えていくことになったのかを、デジタル表現文化をキーワードにディスカッションしていくという。
立命館大学大学院先端総合学術研究科(設置認可申請中)の開設準備企画のひとつとして行われるこの講演会では、「ファミコン」が学問へと変わる歴史的な瞬間が見られるかも。参加費は無料なので、興味のある人はぜひ講演会に参加してみよう。
データ
■立命館大学大学院・先端総合学術研究科 設立記念連続講演会
「上村雅之×細井浩一 ファミコンとは何だったのか―ディジタルな表象文化の成立”」
【開催日時】2002年12月18日 16:30~18:30
【開催場所】立命館大学衣笠キャンパス 創思館カンファレンスルーム
【参加費】無料
■関連サイト
・立命館大学