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2002年12月13日(金)

『ゼルダの伝説風のタクト』本日発売!大手ゲームソフト販売店の状況は!?

 本日12月13日、GCユーザー期待のタイトル『ゼルダの伝説 風のタクト』が発売。電撃オンラインでは早速各地区の大手ゲームソフト販売店の状況をチェックしてきた。

 『ゼルダの伝説 風のタクト』は、予約者にNINTENDO64で発売された『ゼルダの伝説 ~時のオカリナ~』、NINTENDO64ディスクドライブ用に開発されたという『裏ゼルダ』をプレイできるGC用限定ディスクのプレゼントキャンペーンが行われたが、予約の時点で支払いが済まされているだけに、どの店舗も販売はのんびりムード。すでに支払いを済ませている安心感からか開店時も混雑せず、予約した人がポツポツと購入していくといった状況だ。

 予約数が約3,000本という全国トップクラスの予約を受け付けた新宿ヨドバシカメラのゲーム・ミュージック館前は、店頭に特設コーナーを設けて予約引換券と交換。早い人は8:30頃から並びはじめ、40~50人ほどが開店と同時にゲームソフトを持ち帰る状況だった。同店スタッフは、「予約の時点でお金をいただいてますから、確実に手に入れられるということで慌てて買いに来るお客さんはいません。もしお金をいただいてなければ、予約者だけでも朝から大行列になっていたと思います。」と話し、状況的に長丁場と踏んだ同スタッフは、最後に「これからですよ。今日は1日頑張ります。」と気合の入ったコメントも話してくれた。2002年最後のGCキラータイトル『ゼルダの伝説 風のタクト』は、いつもと変わらぬ静かな町並みで、穏やかにユーザーたちの手に渡された。他店舗の状況は以下の通りだ。

■池袋編
 ビックカメラ池袋店は2階にゲームコーナーがあるのだが、今日は1階にゼルダ専用カウンターを設置して準備。しかし、開店の10時の時点で約10名程度の並びになり、普段通りの開店風景となった。受け渡しも、全員が予約済みで代金を支払っていたため、手早く予約用紙と商品を引き換えていく。他店同様、特にお祭り的な雰囲気はなかった。
 
 ただ、同店スタッフの話では、「社会人の方がお昼休みや夕方に引き取りにくると思いますよ。予約の数自体はかなり集まっているので、特別急いで買いにくるということもないでしょう」とのことだ。

■秋葉原編
 秋葉原「ASOBIT CITY(アソビットシティ)」では、この作品のために1Fのテレビゲームフロアが通常より30分早い午前9:30より開店。店内のディスプレイは『ゼルダ』一色となっており、各所に設置されているモニターには生みの親である任天堂・宮本茂氏の映像が流されていた。並んでいる人数は20人ほどだったが、その後もソフトを買い求める人が後を断たない状態となっていた模様だ。

■渋谷編
 渋谷TSUTAYAは、通常どおり朝10時の開店。10時前には入り口付近で数人が渋谷TSUTAYAの開店を待っていたが、『ゼルダ』購入者の行列は見当たらず。しかし、開店するやいなや一目散に4Fのゲーム売り場に向かう、熱心な『ゼルダ』ファンの姿も確認することができた。
 
 なお、渋谷TSUTAYAのGC『ゼルダ』第1号購入者は、ディスクシステム版からのシリーズファン。GC版ももちろん予約済みの同氏は「今日はこのまま帰宅して、即プレイします!」と興奮気味に語っていた。

予約数が群を抜いて多い新宿ヨドバシカメラ ゲーム・ミュージック館。予約数は全国でもトップで、今日1日は客足も途切れることはなさそうな感じ。



ビックカメラ池袋店。列らしい列にはならず、商品受け渡しも1分ほどで完了。新宿ヨドバシカメラ同様、静かな立ち上がりとなった模様だ。



『ゼルダの伝説 風のタクト』のポスターおよび試遊台がズラリと並ぶ「アソビットシティ」の店内。伝統のあるシリーズだけに、お店の気合いもかなり入っていた。

開店前の渋谷TSUTAYA正面入り口。数人が開店を待っているが、『ゼルダ』目当ての人は2~3人だった。


データ

▼『ゼルダの伝説 風のタクト』
■メーカー:任天堂
■対応機種:GC
■ジャンル:A・RPG
■発売日:発売中(2002年12月13日)
■価格:6,800円(税別)

■関連サイト
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