一部GC用非純正メモリーカードで不具合。『ゼルダの伝説』プレイヤーは注意を
ゲーム機周辺機器メーカーのゲームテックは、GC用のメモリーカード「マッハメモリー1019」を使って、GC『ゼルダの伝説 風のタクト』のデータを保存する際に、問題が発生すると発表した。これによると、『ゼルダの伝説 風のタクト』でセーブを行った際、実際はデータが保存されているにも関わらず「セーブに失敗した可能性があります」と警告が表示されてしまうとのこと。
この原因は、ソフト側が計算するセーブ時間と、「マッハメモリー1019」によって短縮されたセーブ時間が合わないためで、警告が表示されたときはメモリーカードを抜くことで対処することができるという。ただし、アクセス中にカードを抜くとデータが破損してしまう可能性があり、ゲームテックでは『ゼルダの伝説』のデータ保存には「マッハメモリー1019」を使用しないように勧めている。
こういった非純正のメモリーカードは、ハードメーカーによる動作保証がないため、今後他のタイトルでも正常に使用できない可能性がある。非純正製品には、大容量や高速な読み込み・書き込みといったメリットはあるが、今回のような問題が発生することもあるので、使用するときはそれらを了承したうえで購入するようにしよう。
データ
▼「マッハメモリー1019」
■メーカー:ゲームテック
■対応機種:GC
■価格:オープン
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・ゲームテック