『アーマード・コア3』日韓対抗戦がソウルで開催!日本代表プレイヤーが圧勝
去る12月14日、韓国ソウルにおいてPS2『ARMORED CORE 3』の日韓対抗戦が行われた。この大会は、11月2日・3日に東京で行われた公式大会での勝者4人が韓国を訪れ、現地のプレイヤーと対戦するという国際交流試合。韓国代表のプレイヤーは、地元の『ARMORED CORE』ファンクラブのメンバーから4人が選出され、日本選手を迎え撃つ格好となった。
韓国では今年の8月に『ARMORED CORE 3』のソフトが発売され、高い人気を集めている。韓国プレイヤーのプレイスタイルについて、試合前の日本代表プレイヤーにインタビューしたところ、「韓国ではブレードを上手に使うプレイヤーが多いので油断できない」と語ってくれた。
大会は、各国の代表が1人ずつ順番に戦う対抗戦形式で開催。韓国代表のなかには、ブレードに肩武器1つという軽量級機体を使い、終始空中でのブレード攻撃に徹するプレイヤーもおり、各々が個性的なプレイを見せつけていた。試合は多くのギャラリーが見守るなかで進行し 、かなりの盛り上がりを見せたが、最終的には日本チームが圧倒的な強さを見せ付け、4対0のストレートで圧勝する結果となった。
なお、大会終了後は両国のプレイヤーの意向で、場所を移しての対戦会が急遽行われるなど、プレイヤー同士の交流が深まった様子を伺うことができた。
今回の大会では、フロム・ソフトウェアの佃健一郎プロデューサーも会場を訪れ、熱心に試合を観戦。「異なる国のプレイヤーが『ARMORED CORE』というゲームを通して、コミュニケーションの場を持てたことを嬉しく思います」と語ってくれた。
今後も、この『ARMORED CORE』対抗戦のようにゲームを通して、言葉の壁を越えたコミュニケーションが生まれていくことに期待したい。
大会の会場となったのは、ソウル市内の大型ショッピングモールCOEX内に先日オープンした「PlayStation ZONE」。最新タイトルの試遊台が置かれ、多くのゲームファンでにぎわう人気スペースだ。
『ARMORED CORE 3』は今年の8月に発売されて以来、韓国内でも好調なセールスを記録。ファンクラブができるほどの人気となっている。
試合では、韓国版『ARMORED CORE 3』を使用。日本語のメッセージはすべてハングル文字にローカライズされている。
日本代表プレイヤーの4人。左から、佐竹義昭さん、小林正和さん、西沢桂太さん、林悠馬さん。
韓国代表プレイヤーの4人。日頃から対戦会を行い、腕を磨いているとのこと。
大会は多くのギャラリーや報道陣が見守るなかで行われた。
日本代表プレイヤーは危なげなく勝ち進み、実力の差を見せつけた。
今大会の模様は、韓国のケーブルテレビ局での放送が決定している。
■関連サイト
・フロム・ソフトウェア
・フロム・ソフトウェア 『AC3』公式大会レポート