独創性に特化した『Rez』が「第6回文化庁メディア芸術祭」審査委員会特別賞を受賞

　セガが昨年（2001年）11月22日に発売したシューティングゲーム『Rez』が、「第6回文化庁メディア芸術祭」の審査委員会特別賞を受賞した。
　
　UGA（ユナイテッド・ゲーム・アーティスツ）が開発を手掛けた『Rez』は、テクノミュージックに合わせて弾を撃つことによりプレイヤー自身がリズムを奏でられるという、独特のシステムで人気を博したゲーム。『Rez』の作品コンセプト、これまでのゲームにはない新規性などが評価され、このたび受賞される運びとなった。同社はこの『Rez』について「本作は映像や音とゲーム性の融合という部分においてまったく新しい表現を行った作品であり、新しいゲームのアプローチを提示できた作品だと自負している」とコメント。ゲームユーザーは、高く評価されたその独創性あふれる『Rez』の映像とゲームシステムに、ぜひ1度触れておきたい。
　
　なお、同特別賞を受賞した『Rez』は2003年2月28日～3月9日の期間に東京都写真美術館にて開催される「第6回文化庁メディア芸術祭」に出展される予定だ（贈呈式は2003年2月27日）。

エネミーを破壊して「音」を奏でる『Rez』。リズムとともに形成される映像など注目点の多い作品だ。

(C)UNITED GAME ARTISTS/SEGA CORPORATION,2001

データ

■「文化庁メディア芸術祭」
【贈呈式】2003年2月27日
【受賞作品展開催期間】2003年2月28日～3月9日
【開催場所】東京都写真美術館（東京都目黒区三田1-3-3 恵比寿ガーデンプレイス内）

▼『Rez』
■メーカー：セガ
■対応機種：PS2
■ジャンル：STG
■発売日：発売中（2001年11月22日）
■価格：6,800円（税別）

■関連サイト
・セガ