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2002年12月3日(火)

セガ+D3の合弁会社「スリーディー・エイジス」の、ソフトラインナップ詳細

 本日12月3日に行われた「セガ 2003 春商戦 戦略発表会」で、セガとディースリー・パブリッシャーが合弁会社「スリーディー・エイジス」を設立したのは既報の通り。同社は、アーケードやメガドライブなどセガ旧ハードでの人気ソフトを、PS2ソフトとして低価格で発売していく。
 
 この壇上でディースリー・パブリッシャー(以下、D3)の伊藤裕二社長から、「スリーディー・エイジス」の概要について語られた。「スリーディー・エイジス(英語表記:3D-AGES INC.)」は、現セガの香山哲氏が取締役会長に、現D3の伊藤裕二氏が代表取締役社長に就き、資本金の出資率はセガが51%、D3が49%で設立。セガの豊富な資産とD3のビジネス・ノウハウをひとつにすることにより、新たな市場を開拓していくのが狙いとのこと。
 
 次に登壇した、D3取締役 ソフトウェア事業部部長・岡島信幸氏から、発売予定タイトルが発表された。シリーズブランド名は「SEGA AGES(セガエイジス)」となり、プラットフォームはPS2、価格は2,500円(税別)で、年間15~20タイトルを予定しているとのこと。詳しくは下の表を参照してほしい。

見てわかる通り、右から読むと「SEGA D3」となっている。

D3社長・伊藤裕二氏。「スリーディー・エイジス」について、精力的に語った。

同じくD3・岡島信幸氏。タイトルと、どのようなリニューアルが施されるのかを解説。

セガMkIII版のフィールド画面。見ての通り、2Dで構成されている。

PS2ではポリゴンを使用して3D化。かなりきれいな仕上がりとなっている。

開発中とのことで、『スペースハリアー』はこの画面しか公開されなかった。今後の情報に期待!


データ

■発売予定タイトル(価格はすべて2,500円(税別)です)
 
タイトル
年/旧プラットフォーム
発売日
第1弾タイトル 『スペースハリアー』 1985/
アーケード
2003年夏予定
『ファンタジーゾーン』 1986/
アーケード
2003年夏予定
『ファンタシースター』 1987/
セガMkIII
2003年夏予定
『ゴールデンアックス』 1989/
アーケード
2003年夏予定
開発着手済みタイトル 『モナコGP』 1979/
アーケード
未定
『アレックスキッドのミラクルワールド』 1986/
セガMkIII
未定
『ゲイングランド』 1988/
アーケード
未定
『ボナンザブラザーズ』 1990/
アーケード
未定
『ベア・ナックル 怒りの鉄拳』 1991/
メガドライブ
未定
『タントア~ル』 1993/
アーケード
未定
開発予定タイトル 『ファンタシースターII ~還らざる時の終わりに~』 1989/
メガドライブ
未定
『V.R. ~バーチャレーシング~』 1992/
アーケード
未定
『ファンタシースター ~千年紀の終わりに~』 1993/
メガドライブ
未定
『ラストブロンクス/東京番外地』 1996/
セガサターン
未定

■関連サイト
セガ
ディースリー・パブリッシャー