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2002年2月22日(金)

専用コントローラがスゴイ!カプコンXboxオリジナルは操縦SLG『鉄騎(仮)』

 カプコンは、同社Xbox用オリジナルタイトル『鉄騎(仮)』の詳細を明らかにした。同タイトルは、昨年のE3において『ブレインボックス』という仮題で発表した作品。オリジナルタイトルとして気になっていた人も多かったと思われるが、Xbox本体の発売日となる本日2月22日、ついにその姿を現した。

 同ゲームの内容は、VT(バーティカルタンク)と呼ばれる人型戦術兵器に搭乗し、敵機を破壊しながら数々のミッションをクリアしていくというSLG。しかし、同ゲームの特筆すべき点は、徹底的にリアルな操作感を追求したその専用コントローラにある。Xbox本体約3個分の大きさを持つ専用コントローラは、2本のコントロールレバー、ギアレバー、チューナーダイアル、トグルスイッチを含む40個強のボタンとレバーで構成。さらに3つのフットペダルも用意されるという、コンシューマーゲーム史上他に類を見ないコントローラとなっている。『鉄騎(仮)』では、もちろんこれらのボタンをすべて使用してプレイ。ひとつ例を挙げると、既存のゲームでは通常、起動中の乗り物に乗っているところから始まるが、『鉄騎(仮)』は燃料制御などの各種システムを立ち上げ、VTを起動させるところからスタートする……といった具合に、とにかく操縦することに重点を置いた作品に仕上がるようだ。また、操縦に関しての難易度はそれなりのもので、慣れないうちは転倒ばかりで、歩かせることすらままならない状態になるとのこと。しかし、それだけに性能を引き出せるくらい上達した時の楽しさも相当なものになると言える。

 徹底的にこだわって制作されている専用コントローラは、プレイヤーの部屋を操縦席へと変貌させるのに充分な質感がある。その専用コントローラを同梱した究極のロボット操縦SLG『鉄騎(仮)』は、今夏発売予定。気になる価格の方は、残念ながら現在は未定だ。本日発売の電撃王4月号(590円)にて詳しく紹介されているので、興味のある人はぜひチェックしておいてもらいたい。





『鉄騎(仮)』のゲーム画面。とにかくその計器類の多さには脱帽するばかり。雰囲気バッチリ。



『鉄騎(仮)』専用コントローラ。パネル表面は鉄板で、ボタンはすべてLED内蔵で光るとのこと。とにかくすげぇ~。

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データ

▼『鉄騎(仮)』
■メーカー:カプコン
■対応機種:Xbox
■ジャンル:SLG
■発売日:今夏
■価格:未定

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