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2002年2月25日(月)

CESA、ゲーム関連データを調査した「ネットユーザー調査報告書・第三集」を発刊

 CESA(社団法人コンピュータエンターテインメントソフトウェア協会)は、各種ゲーム関連データを調査・集計した2種類の調査報告書「CESAネットユーザー調査報告書・第三集」「2002CESAシニア調査報告書」を新たに発刊した。

 「CESAネットユーザー調査報告書・第三集」は、インターネットユーザーの利用実態、ゲームに対する関心度調査を中心にまとめられた報告書で、昨年2月に第一集、7月に第二集を発刊し、高い評価を得ている。3冊目となる本書は、一部のデータが前2回と比較できることもあり、今後の傾向予測にも役立てられるようになっている。これによると、ゲームユーザーのインターネット利用率は約6割で、ネット情報利用者とともにネット通販率も増加傾向にある模様。インターネット接続方式では、お手軽で転送速度の速いADSL回線が増加し、今後ADSLに変更することを検討しているユーザーも多く見られる。
 
 また、最近各ゲームメーカーが力を入れ、数多くのタイトルが配信されているiアプリゲームだが、操作のしにくさ、通信費と情報料が高いなどの不満点が目立っているものの、少しずつ満足度も増加傾向。単純明快なゲームが多いということもあり、男性に比べて女性の方が満足度が高くなっているようだ。この他本書では、ブロードバンドの関心度などの綿密な調査結果を掲載。現在のゲーム関連の動向に興味のある人は、1度ぜひ目を通しておきたいところだ。

 一方、今回初の試みとなる「2002年CESAシニア報告書」は、50才以上のシニア世代のゲーム接触状況・孫との関わり、インターネットの活用状況などを調査。少子高齢化に備え、社会活性化の鍵を握るシニアに焦点を当てた内容となっている。

 「CESAネットユーザー調査報告書・第三集」「2002CESAシニア調査報告書」とも、価格は5,250円(税別)。本日2月25日より、通信販売および全国の政府刊行物サービス・センター、「専門書の杜」ホームページにて販売となっている。


■関連サイト
CESA
政府刊行物サービス・センター
「専門書の杜」