酒井彩名さんが「月の光」を演奏！PS2『月の光～沈める鐘の殺人～』制作発表会

　本日2月26日、ビクター インタラクティブ ソフトウェアは都内にて、5月発売予定のPS2用ソフト『月の光 ～沈める鐘の殺人～』の制作発表会を行った。
　
　同タイトルは、赤川次郎氏原作・監修の同社サウンドノベルシリーズ第3弾。同名推理小説をサウンドノベル化した『月の光』は、PS2にプラットフォームを移したことで、リアルな映像、迫力のサウンドへと進化している。

　発表会では、ビクター インタラクティブ ソフトウェア代表取締役社長の大木正明氏の挨拶で始まり、次いで制作本部チーフプロデューサーの金沢十三男氏がゲームの概要を説明していった。大木社長は「今作は臨場感に力を注いで制作している。どれだけこの作品に力を入れているか、見ていただきたい」と作品をアピール。その言葉の通り、作品の紹介はプロローグをお芝居で演出する、趣向が凝らされたものとなっていた。

　作品紹介の後には、オープニングのピアノ演奏を担当している、タレントの酒井彩名さんが登場し、導入部を飾る作曲家ドビュッシーのピアノ曲「月の光」を演奏。次いで、もう1人のゲスト、原作者の赤川次郎氏を交え、トークショーが行われた。赤川氏はふだんゲームをやらないとのことだが、「1、2作目がよくできていたので、今回も安心して金沢氏に任せられる」と金沢氏にプレッシャーを与える発言もあった。
　
　最後には「原作の物語は1本ですが、ゲームの方はプラスアルファの楽しみがいっぱい用意されているので、ぜひ楽しんでください」とコメント、作品をアピールした。「続編シナリオシステム」「主人公の男女選択」「隠しシナリオ」など、シリーズ好評のシステムを踏襲しつつ、前2作より音響、映像が大幅にパワーアップしたPS2用ソフト『月の光 ～沈める鐘の殺人～』は、5月23日発売予定だ。

ビクター インタラクティブ ソフトウェア代表取締役社長の大木正明氏は、ノベルシリーズの人気の高さをアピール。

作品の導入部をお芝居で演出。雰囲気はバッチリ。

赤川次郎氏（左）、酒井彩名さん（中央）、金沢十三男氏（右）の3人でトークショー。金沢氏は勢いあまって、危うくストーリーの結末を言ってしまうところでした。

ピアノ演奏を行った酒井彩名さん。ピアノは3歳の頃から習っていたとのことだ。

4年の沈黙を破って登場する待望の赤川ノベルシリーズ第3弾。新任教師となるプレイヤーは、学院を舞台に繰り広げられる殺人事件の真実を解いていく。

(C)2002赤川次郎/Victer Interractive Software Inc.

データ

▼『月の光 ～沈める鐘の殺人～』
■メーカー：ビクター インタラクティブ ソフトウェア
■対応機種：PS2
■ジャンル：ETC
■発売日：5月23日
■価格：5,800円（税別）

■関連サイト
・ビクター インタラクティブ ソフトウェア