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2002年3月12日(火)

MS大浦氏が、ディスクに傷のつく問題に対して「反省している」とコメント

 去る3月7日に、Xboxで再生したディスクに傷がつくという現象に対して、本体等を修理、交換すると発表されたことについて、マイクロソフト常務取締役の大浦博久氏は弊社刊「電撃王」のインタビューで事の経緯などをコメントした。

 このインタビューで大浦氏は「アメリカでは問題が出ていなかったので、当初は『トレーに収める際などに自然に傷がつくことがある』という発表をさせて頂きました。しかし再検証したところ、当初我々が考えていたものとは別の原因と思われる傷が見つかったので、修理についての対処を告知しました」と修理、交換の告知を出すまでのいきさつを語った。

 また、騒ぎが大きくなった要因についても「最初に発表した文章は、ワールドワイド向けに出された英語を日本語に直す際に、やや冷たい感じになってしまっていた。これが、お客様をさらに不安にさせる結果になったと反省しております」とコメントしている。

 これに加えて「メディアによっては苦戦と伝えられているが?」との問いに大浦氏は「決して現状には満足していない。がんばりが足りないと気合いを入れなおしているところ」と、さらなる攻勢をかける決意も語っている。

 このインタビューの詳細は、弊社刊「電撃王」5月号(3月22日発売)のXbox特集「電撃Xbox」に掲載される予定。他にも最新タイトルの紹介や、舞台裏を描くオリジナルコミックなどXboxに関する様々な企画が満載なので、Xboxを持っている人やXboxに興味のある人は、確実にチェックすることをオススメする。

「現状には満足していない」と、これからの巻き返しを決意するマイクロソフト大浦氏。ネットワークタイトルが出そろって、はじめて真価を発揮するハードだけに、一刻も早いネットワークの整備が求められている。


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