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2002年3月30日(土)

【特報GameJam2その2】あのレッドがセガグループの一員に! 新作も多数開発中!

 本日のGameJam2の開催に先立って行われた発表会の中で、レッド・エンタテインメントがセガ・グループの一員となることが発表された。これは、先に行われた『GUNGRAVE』の後に発表されたもので、新たにレッドの会長に就任した広井王子氏が壇上に立って行った。広井氏によると、これは今後オリジナルキャラやソフトを作っていくにあたって必要となってくる「資金力」と「ブランド力」を確固たるものにすることが狙いとのこと。

 また、広井氏が社長を退き会長に就任した理由を「もともとレッドは会社をやるために作ったわけではなかったので、ちょっと飽きてきた。今後はこれまで私が育ててきた若手たちが、レッド作品を作っていくことになる。今まではセガにとって傭兵のような立場だったが、これからは友軍として活躍していきたい」と語った。

 この後、セガの香山氏が壇上に立ち、「レッドには、フィアットの傘下でありながらそれを全く感じさせないフェラーリ社のような存在になってもらいたい」と期待を述べた。

 また、現在レッドが企画および開発している作品も発表された。主なものとして『魔群血風録』、『THE PLANET GUNSMOKE -TRIGUN-』等を紹介。『魔群~』のほうは「アッと驚く作家にお願いし、世界に通じる作品に仕上げたい(レッド取締役社長・名越康晃氏)」と紹介された。また『TRIGUN』のほうは、原作が先ほどの『GUNGRAVE』でもキャラデザインを担当している内藤泰弘氏で、開発をスマイルビットが行うと発表された。さらにレッドではこの他にXboxのタイトルを1本開発中とのこと。

 電撃オンラインでは、今後これらの作品の詳しい続報が入り次第、紹介していく予定だ。

レッド・エンタテインメントの会長として壇上に上がった広井王子氏。

「今回『サクラ大戦』関係の発表はありませんが、今後大々的に発表するつもりだ」とファンにはうれしい言葉が香山氏から飛び出した。

左からスマイルビット制作部長の川越隆幸氏、『TRIGUN』原作者の内容泰弘氏、『GUNGRAVE』プロデューサーでもある久保亨氏。


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