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2002年3月30日(土)

【特報GameJam2その13】復活! 湯川元専務&せがた三四郎!! そして感動のフィナーレへ!!

 本日都内で行われた「GameJam2 in Tokyo International Forum ~SEGA Spring Collection~」のラストステージ「Glory to Dreamcast」の詳細をレポート!

 「Glory to Dreamcast」とうたわれているように、生産中止となった「Dreamcast」のこれまでの軌跡を振り返るといった内容となった。

 大きく分けて3部構成となったこのイベント。始めは、昨年から今年2月までに発売されたDCソフトのなかから読者投票によって秀逸な作品を表彰するコーナー。過去2回のグランプリ作品を振り返った後、ファイナル(第3回)となる今回のランキングを発表! 上位3作品は、3位『シェンムー2』、2位『ファンタシースターオンライン Ver.2』、そして1位は『サクラ対戦3』という結果となった。 また、この3本の発表を行ったプレゼンターは、このイベントのために復活を果たした、湯川元専務。一世を風靡したあの時と変わらぬ姿で、この大役をしっかりと務めてくれた。

 そのグランプリを獲得したDCソフト、『サクラ大戦3』を制作した面々によって行われたステージ「サクラ大戦 スーパートークショー」は、メインキャラの声を担当した声優9人を迎えてのイベントとなった。詳しくは【特報GameJam2その12】を参照。

 そして「Glory to Dreamcast」も大詰め! 最後のゲストとして登場したのは、圧倒的な存在感を今も忘れることはできない、「せがた三四郎」こと藤岡弘氏だ!! そのインパクトは今も健在で、当時のCMをバックに、撮影の裏話や思い出話、みんなへのメッセージを熱く、そして切々と語ってくれた。さらに湯川元専務も再び登場し、せがた三四郎との夢の競演が実現! この日のために復活した2人は、固い握手でお互いを讃え合った。

 せがた三四郎の退場とともに、ステージもクライマックス! 湯川元専務をセンターに、ソニックやアイアイ、コンパニオンもいっしょに最後の挨拶を行った。「DCは不滅です。」という元専務の言葉のあとに、来場者とともに「Dreamcastいかかですか~」を唱和。こうして、「GameJam2」初日の幕を閉じるとともに、DCというハード、ハードメーカーとしてのセガの時代も終わりを告げることとなる。

 なお、このイベントは明日31日も引き続き行われる。

イベント初日のラストステージ。復活した湯川元専務がイベントを大いに盛り上げてくれた。

読者が選んだグランプリは『サクラ大戦3』が受賞! 残念ながら先日発売された『4』は、ノミネートとなる発売期間外のため対象外となった。

『サクラ大戦 スーパートークショウ』では、声優の方々がさまざまな質問に答える形で行われた。

あの、せがた三四郎もこのイベントのために復活! 「責任を持ち、真剣に生きよう。」と熱いメッセージを来場者に贈った。

セガの顔として活躍した両者が固い握手を交わすシーン。再び競演できる日を願う…。

今日のイベントを盛り上げた、ソニックやコンパニオンのおねーさんたちもステージに上がり感動のフィナーレ! 「さようならDreamcast」という言葉が胸にしみる、なんとも感慨深いイベントとなった。


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