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2002年4月1日(月)

CESAとJCCA、インターネットカフェやマンガ喫茶などのゲーム設置を暫定的に許諾

 本日4月1日、CESA(社団法人コンピュータエンターテインメントソフトウェア協会)とJCCA(日本複合カフェ協会)は、インターネットカフェやマンガ喫茶およびそれらに類するサービスを提供する業種(以下、複合カフェ)の店内において、家庭用ゲームソフトの業務利用または上映を暫定的に許諾すると発表した。これは、CESA加盟社の許諾した家庭用ゲームソフトをJCCAに許諾し、JCCA加盟店で実施されるというもの。
 
 今回の暫定許諾期間は5月1日~10月31日までの6カ月間で、CESAおよびJCCAはこの期間内で正規許諾に向けて必要なデータ収集と分析を行うとのこと。暫定許諾対象店舗は、JCCA加盟店舗で暫定許諾を希望する店舗となっており、使用料(商品代金と業務利用および上映に対する許諾料)をソフトメーカーに支払う(暫定期間中は、暫定使用料にて運用)必要がある。
 
 昨年、ゲームソフトを店内で無許可にプレイ可能にしていたマンガ喫茶経営者が摘発されるという事件が数件あったが、今回の決定によってある程度のルールが確立されたということになるだろう。


■関連サイト
CESA
JCCA