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2002年5月23日(木)

<任天堂ブースレポートその1>マリオ&リンクとついに対面!!超満員の任天堂ブース!

 いよいよ開幕したE3。DOLの任天堂担当として目指すべきは、もちろんNINTENDO! 今日はついに『スーパーマリオサンシャイン』、『ゼルダの伝説GC』がプレイできるのだ。

 任天堂ブースはE3会場のWEST HALL入口そばにあった。おそらくは会場内でもっとも大きいスペースを使用している。まず目を引くのが、巨大な垂れ幕と大きな「NINTENDO」の文字だ。

 会場に入ると、いきなり『ゼルダの伝説GC』がお出迎え。『ゼルダGC』の試遊台は20台程度が用意されていたが、入口の試遊台が一番混んでいた。はやる気持ちはわかるけどね。まずゲームを始めると、6種類のシーンから選べるようになっている。戦闘重視・NPCとのコミュニケーション重視・謎解き重視・ミニゲーム・ボス戦…といった具合だ。それぞれ、15分~20分程度プレイできる仕様になっている。動きが多彩な割に操作は簡単で、ボタン1つで基本的なプレイは可能。目的のものに近づくと、「持つ」「隠れる」などの選択が表示され、コマンドを決定すれば、その動作をとってくれるのだ。仕掛けはとにかく多彩で、マグマの噴き出す岩場にかかる細い橋を抜けるのに忍び足をしてみたり、剣を木の剣に変えて、火をつけてたいまつの代わりにしたり(通路を封じている板を燃やすことも可能)。またボス戦は非常に迫力があり、超巨大な敵と戦うシーンをプレイすることができた。

 『ゼルダGC』の隣りには、先日のブリーフィングで発表された『THE LEGEND OF ZELDA GBA』も出展。早くも4人同時プレイが楽しめる内容で、最後には順位も表示される仕様となっていた。協力したり、意地悪したりするプレイはかなり楽しい。英語がわからないので、今度はぜひ日本の友だちとプレイしたいと思った…。

 そして『ゼルダGC』の反対側には『マリオサンシャイン』が。入口付近は左右対象の作りになっているので、『マリオ』も同じく20台程度の試遊台が用意されていた。『マリオ』も『ゼルダ』同様、6種類のなかから、1つのステージを選べるようになっており、浜辺や草原、そして過去の発表でおなじみの白塗りの壁の街と、その雰囲気はさまざまだった。基本操作はボタン2つ。放水ポンプから水を出すボタンと、ジャンプなどのアクションボタンだ。放水ポンプは前方に水を出す、ロケットのように下に噴射するといった動作が可能で、ロケットのように使用したときは、左右のノズルを独立して扱えるため、細かな動作が可能となっていた。

 なお、それぞれの試遊台の奥には、ムービーを上映するスペースも設置されていた。

 さて、『WARIO WORLD』や『METROID PRIME』の話、GBAタイトルについて報告しよう…と思ったが、次の取材が迫ってきた(まさにリアルタイム)。続きは<その2>で!

巨大なスペースを使用した任天堂ブース。中はGCとGBAの試遊台がズラリと!

最も熱心なプレイヤーが多かった、『ゼルダの伝説GC』。1人で30分以上プレイし続ける人も(本当はいけません)。煙の演出がきれいです。

4人対戦が可能なため、お互いにけんかすることもできる! 異国の地でけんか。ステキすぎの『THE LEGEND OF ZELDA GBA』。

アクションはもちろん、水や木の美しい表現にも注目したい『マリオサンシャイン』。


■関連サイト
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