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2002年5月23日(木)

SCEブースはオンラインからサードパーティタイトルまで多数のゲームが体験できた!

 SCEブースはプラットホームホルダーということだけあって、他のソフトメーカーに比べ非常に広めの面積に多数の試遊台を設置。SCEのタイトルはもちろん、サードパーティの注目タイトルやオンラインゲームなども同時に展示され、それらのほぼ全タイトルがプレイ可能となっていた。

  ブース内は、中央付近が2階層になっており、その周りを試遊台がぐるりと囲むような構造。2階には、昨日のSCEプレスカンファレンスで発表された『GETAWAY』や『RATCHET & CLANK』、さらに異色のアクションAVG『Primal』(北米10月発売予定)や盗賊(?)が活躍する3D・ACT『Sly Cooper and Thievius Racconus』(北米9月発売予定)など、今年のSCE注目タイトルが展示されていた。それらはガラス状の特設モニターでプレイすることもでき、迫力ある映像でプレイの感覚を確かめることができた。

 また、昨日のカンファレンスで発表されたオンラインゲーム『SOCOM:U.S. NAVY SEALs』は、通常の試遊台のほかに、2つのチームに分かれて対戦できる特設試遊台も設置されていた。ブースを訪れた取材陣や関係者は、実際にオンラインプレイを体験して大いに盛り上がっていたようだ。

 SCEタイトルではそのほか、「つくる」をテーマにしたジオラマRPGの第2弾『Dark Cloud 2』(北米冬発売・日本名は『ダーククロニクル』)や『WILD ARMS advanced 3rd』(北米秋発売)といった日本でも人気の高いRPG作品も展示。他にも数多くのタイトルが出展されていたが、日本での発売が決まっているものはまだないようだ。非常に秀逸なラインナップばかりなので、できるだけ多く日本で発売されることを期待したい。

 また、サードパーティのタイトルは、エレクトロニック・アーツの『MADDEN NFL 2003』やスクウェアの『FINAL FANTASY XI』、ACTIVISION(アクティビジョン)の『TONY HAWK'S PRO SKATER』といった、これから発売される主なオンラインゲームも出展。もちろんこれらはオンライン対戦なども可能になっていて、SCEAが昨日明らかにしたネットワークサービス「PlayStation 2 Online」が、いよいよ本格的に始動しつつあることを感じさせてくれた。

SCEブースはWESTホールと呼ばれる場所の中央にドーンと広がっているので、ホールへ入るとすぐに「PlayStation」の文字が目に飛び込んきた。中央付近には2階もあり、そのまわりと下に、多数の試遊台が設置されている。

2階に設置されていた透明なモニター。SCEのイチオシ4タイトルは、この一風変わった画面でプレイできたのだ。反対側がスケて見えている点に注目!

『SOCOM~』は、2階から見下ろせる位置に特設試遊台も設置されていた。その場で参加者を募り、2つのチームに分かれて対戦開始。各国のプレイヤーによる外人部隊といった様相に…?

『FINAL FANTASY XI』はスクウェアブースではなくSCEブースに出展されていた。そのほかのサードパーティタイトルは、基本的に各メーカーのブースでもプレイ可能だったが、『FF』だけは別。画面表記は日本語のままのようだった。

意外と(?)盛り上がっていたのが、セガのACT『Shinobi』の試遊スペース。通りがかる外国人たちが、口々に「Oh! That's Shinobi!」と言っていたのが印象的だった。

奥にはPSoneのコーナーもあり、液晶モニターとセットで出展されていた。『NFL GameDay 2003』(北米7月発売予定)や『MLB 2003』などのSCEのSPGのほかに、サードパーティーのタイトルも数多く展示されていた。

『Dark Cloud 2』(『ダーククロニクル』)は、発売時期が若干早い日本版でもまだ第1報が公開されたのみ。会場でも、ゲームの楽しさを探ろうと、熱心にプレイしている人が多かった。詳細な情報は、今後の電撃プレイステーションでチェック!


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