『トゥームレイダー』シリーズ最新作の秘密をプロデューサーに直撃!
電撃オンライン取材班は、アイドス・インタラクティブのブースにて、『LARA CROFT TOMB RAIDER:THE ANGEL OF DARKNESS』のプロデューサー、アンディー・ワット氏に、今作品についての緊急インタビューを敢行した。アンディー氏は超多忙なスケジュールの合間を縫って、作品の舞台や制作の裏話などに答えてくれた。
――今回のストーリーについて教えてください。
アンディー氏(以下敬称略):今回の作品は、前作からの続編になります。具体的なストーリーについてお話すると、殺人容疑をかけられたララが、捜査の手を逃れながら無実を証明するために冒険に出ます。舞台は最初がパリで、その後プラハに移ります。ゲーム内では5つの絵画を探すことになりますが、これが謎を解明するヒントになっています。
――これまでと比べて、アクションはどのくらい増えていますか?
アンディー:それは格段に増えています。たとえば羽交い絞めができるようになったり…。その他にもこれまでとは比較にならないくらいの数のアクションがプレイできます。
――コンシューマのプラットフォームにPS2を選んだ理由は?
アンディー:これまでの5作品は、すべてPS用ソフトでリリースされました。そういったなかで、SCEとの協力関係、友好関係がありますので、PS2に移行して開発することになりました。マイクロソフトからXboxでとのお話もありましたが、最終的にはPS2に決定しました。
――PS2になって変わったところは?
アンディー:わかりやすいところでいうと、グラフィックが美しくなったことです。ララのポリゴン数が、PSのときは500だったのが、PS2では5000になっています。とにかくきれいになっているので、ぜひ見ていただきたい。もちろん、ゲームのスケールも大きくなっていますよ。
――日本では難易度が高すぎるという声がありますが。
アンディー:日本のアイドスに、『2』までのプロデューサーがいますので、彼と日本のユーザーについての話をしながら、日本向けにバランスを調整する予定です。日本のユーザー向けに、このゲームをわかりやすく伝えるように調整しますので、ぜひチャレンジしてください。
――最後に、日本での発売時期はいつごろでしょうか?
アンディー:欧米では11月15日の発売を予定しています。その後、日本向けのローカライズをしますので…日本では来年の春ごろの発売になると思います。楽しみにお待ちください。
――ありがとうございました。
アンディー・ワット氏は 『トゥーム』シリーズの開発会社コアデザインのプロデューサー。
試遊台を前に、画面の説明を受けながらのインタビューだった。
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