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2002年5月26日(日)

ついに日本最強プレイヤーが決まった!『HALO』全国決勝大会開催!

 Xbox用ソフト『HALO』の日本最強プレイヤーを決めるべく、札幌、名古屋、大阪、福岡、そして東京と日本各地で予選を行ってきた「HALO Championship Japan」。その決勝大会が本日26日、東京・池袋のサンシャインシティで行われた。

 前日の東京地区予選は、約130人ものプレイヤーが集まるなどおおいに盛り上がったが、今日は決勝ということもあってまた昨日とは違った、より緊迫した雰囲気で満たされていた。
 
 決勝大会に先駆けて、まずはエキシビジョンマッチとして報道関係者たちによる「プレス対抗戦」が開催された。われらがメディアワークスからも「電撃王」「電撃オンライン」各2名ずつ、計4名が出撃。4名中3名が1回戦を抜けたもののツメの甘さがたたり、2回戦で全滅の憂き目に遭った。やはり『HALO』担当者がアメリカのE3に行っていて、まだ戻ってきてなかったのが厳しかったか(言い訳すんな! 単に練習不足!)。ちなみに優勝は「ドリマガ(ソフトバンク)」さんでした。いつもながらさすがです。

 さて、傷心の取材班は気持ちを切り替えて本大会に注目することになったわけだが、さすがに各地区大会を勝ち抜いてここに集った32名、スタートした瞬間レベルの違いを見せつけ、取材班も仕事を忘れてプレイに見入ってしまうほどだった。
 
 試合は全般的に展開が速く、短い時間で決着の付く試合が多かった。また、独自の必殺戦法を持っている選手も多く、殴り中心、狙撃中心など多彩な戦い方で観客をわかせていた。ただ、やはり勝ち抜くプレイヤーの戦い方を見ていると、「走りながらでも狙いが正確」、「相手の視界外からの攻撃がうまい」、「マップを知り尽くし、狙撃および隠れるポイントを心得ている」、この3点がよりきちんとできている選手が勝利を収めていたようだ。もちろん、これらは勝利のための基本ではあるが、奇しくもその基本がどれだけできるかが試される結果となったようだ。

 そして全32名の頂点に立ち、日本最強プレイヤーとなったのは東京地区代表選手の小池瑞保くん。彼にはチャンピオンベルトと5.1chサラウンドヘッドフォンがプレゼントされた。また、試合後のインタビューでは「夢みたいでうれしいです、また大会があったら参加したい」とコメントした。ちなみに2位は東京地区代表の内田くん、3位は大阪代表の松永くんということで、東京地区代表がワン・ツーフィニッシュを飾った形となった。
 
 また、この表彰式には河合我聞さん、平山綾さん、藤本綾さんの3名がゲストとして登場、プレゼンターとして上位入賞者を称えた。またこの3人は実際に『HALO』の対戦も体験、「楽しい」、「音がすごい」、「時間があったら毎日遊びたい」と絶賛していた。

 そして大会最後をしめくくるのは、こちらも札幌、名古屋、大阪、福岡、東京の各地区から代表として選ばれた女性たちが「ミスコルタナ」の称号をかけて争う「ミスコルタナコンテスト」も行われた。登場した5人は皆素敵な女性ばかりで、取材班の中でも意見が分かれるほどだったが、審査委員や観客の投票の結果、東京地区代表の渡部由紀子(わたなべゆきこ)さんが見事栄冠をゲット。終わってみれば、本大会に続きこちらも東京地区代表の優勝ということで、東京勢が席巻した大会だった。

 かなりの盛り上がりを見せた『HALO』全国大会、Xboxの本体価格も下がったことだし、本体といっしょに『HALO』を買って、もし再び大会が行われた際には参加してみてはいかがかな?

サンシャインシティの噴水広場には、多数のファンが集結。地方から選手の応援にきた客も多数いたようだ。

昼すぎに行われたプレス対抗戦。電撃オンラインも参加したが(右)速攻撃沈! 罰金モノだよ、これは。

マップはスタッフによる抽選で決定された。

そしてついに本大会開始! 果たして日本一は誰か? 緊張は高まっていく。

表彰式には河合我聞さん(写真左)、平山綾さん(写真中央)、藤本綾さん(写真右)が登場、プレゼンターを務めた。

ゲストの3人が対戦モードをプレイ、5.1chヘッドフォンをつけているため、「音がすごく臨場感があった」という感想が多かった。

優勝者の小池君にはチャンピオンベルトが授与された。本人、会心の笑顔。

本最後に入賞者とゲストが並んで記念撮影。みんなおめでとう!

大会に華を添えた「ミスコルタナコンテスト」。はっきりいって誰が選ばれても驚かないレベルの高さでした。

見事優勝したのは渡部由紀子さん。取材班一同、マジでホレました。


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