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2002年5月9日(木)

2002東京おもちゃショー開幕!一般日へ向けて見どころをチェック!!

 本日5月9日から12日まで、有明の東京ビッグサイトで「2002東京おもちゃショー」が開催される。一般公開日は11日と12日で、本日と明日はビジネスデーとなっている。170を超える出展メーカーが大量のおもちゃやゲームなどを展示する、この春最大のイベントなので、本日取材を行った電撃オンラインが見どころをお伝えしよう!

 まずは35周年を迎える「リカちゃん」を送り出すタカラブース。いろいろな企業の制服バージョンやアイドルシリーズなど、さまざまなリカちゃんが展示されていた。中でもひときわ目を惹いていたのが、51.433カラットものダイヤモンドが散りばめられた衣裳のリカちゃん。これはTVのニュースなどでも採りあげられていたので、知っている人もいるだろう。そのほかにも「ベイブレード」の新商品発表やPS2『新コンバットチョロQ』の試遊などもできるし、ちまたで人気上昇中のアニメ「東京ミュウミュウ」の関連商品も多数出展されている。

 次は「スターウォーズ」や「ディズニー」の関連商品が多数展示されていたトミーブース。特に貴重なのが「スターウォーズ」関連で、店頭ではもう買うことができない、今までに発売されたすべてのミニフィギュアが壁一面を埋めつくしていた。また、ライトセーバーや大型フィギュアもあり、中には等身大のダース・モール、ヨーダ、帝国兵もショーウィンドウに飾られていた。声で命令できるR2D2も必見だ。その他にも、GC『ZOIDS VS.』やGC『MUTSUとのほほん』も実際にプレイできるので、興味がある人は足を運んでみよう。

 大きいブース以外にも、色々と珍しいものを出展しているメーカーも多い。ちょっと異色なのが、以前ニュースでもお伝えした、ボードゲーム「Catan」。実際にテーブルが用意されていて、飛び入りでゲームに参加することもできる。プレイには、ある程度時間がかかるので、一般日のプレイはかなり難しいかもしれない。プレイしたい人は並ぶ覚悟でいこう。

 ヤマハのブースでは誰でも簡単にギターが弾ける「光るギター」という商品も紹介していた。リードギターには適していないが、アコースティックギターのような感覚で掻き鳴らしたい人に最適! またその他小規模のブースにも見どころは多く、ジブリシリーズのジグソーパズルや、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の自転車に乗った両さんのラジコン、『クラッシュバンディクー』のカーラジコンなども見ることができた。

 次はコナミブース。「デジQトレイン」「コンバットデジQ」を始めとした「マイクロIRシリーズ」の一角が賑やかだ。実際に車掌さんの衣裳を着た担当者が、親切に説明してくれる。さらに新作「デジQフォーミュラ」のお披露目もあり、コーナー展示されている。メインブースの中に入って驚くのが、多種多様なカードが壁一面に展示されていること。まさにカードの花道だ。そこを抜けていくと、コナミの人気シリーズなどでおなじみの「めんこスタジアム」。これは12日にケイン・コスギ氏などのゲストを迎えて、全国大会の決勝戦を行うとのこと。また、レーザーを使った新しいおもちゃ「スラッシュショット」と「サイバーナックル」も注目を集めていた。特に「サイバーナックル」は、擬似挌闘としてもかなりよくできていたので、会場に行く人は要チェックだ。小学生を中心に人気の、ビースト(フィギュア)を特製のシューターで飛ばして遊ぶ「ビーストシューター」の新商品も並べられていた。キッズ用の玩具も多数展示されているので、家族連れにもオススメだ。

 セガトイズでひときわ目立っていたのが「お茶犬」。癒し系にデコレーションされた「お茶犬」が、山のように展示されていた。また「お茶犬」型の携帯電話充電器や、PS&PS2用のタイピングソフト(キーボードとマウス付き)などもあった。それから、アンパンマンのぬいぐるみが展示されていることもあって、アンパンマンの着ぐるみもウロウロしていた。その他にもくまのプーさんやハローキティなどのエデュケーション玩具も、かなりの数が取り揃えられていた。お子さんがいる人は要チェック!

 今回のバンダイは特に凄かった。ブース入口のステージとその上には、「忍風戦隊ハリケンジャー」などのヒーローが登場するわ、ブース内の「仮面ライダー龍騎」コーナーや「ウルトラマン」コーナーは商品が充実しているわで、見どころ満載。さらに奧に入っていくと、思わず3体揃えてジェットストリームアタックをしてみたくなるラジコンのドムや、以前ニュースでも紹介した「マスコットロボ ハロ」、ビームライフル型のギター、ザクのモノアイ型のカメラなど、ガンダムファン感涙のアイテムが目白押し! さらに、AOUショーにも出展されていた『ガンダム パイロット アカデミー』も!! 残念ながら長蛇の列で試遊はできなかった。これに乗ってみたい人は、真っ先に並ばないと、その日のうちに試遊することは不可能かもしれない。また先日発表された「スワンクリスタル」もプレイアブル出展。既存のワンダースワンカラー対応ソフトがセットされているので、画面表示の鮮明さを実際に見ることができる。

  最後に驚くべき発表が! なんと2010年までにドラえもんを作るプロジェクトが発動したのだ。現在はまだ声による識別が可能となっているのみ(実際にブース内でデモンストレーションが行われていた)だが、将来的にはもっと凄い技術が投入されるとのこと。バンダイはかなり本気だ!!

 と、駆け足で紹介してきた「2002東京おもちゃショー」レポート。この記事で興味を持った人は、ぜひ11日か12日に会場に足を運んでほしい。これ以外にもいろんなおもちゃがたくさんあって、海外のメーカーも出展していたりするので、ゲームファンのみならず、老若男女にオススメだ!

ビジネスデーにも関わらず、会場は人でごった返していた。

タカラブースではアイドルリカちゃんのステージも。ちょっとコギャル風のコスチューム。

使用ダイヤモンド881個、合計51.433カラットの衣裳を身に着けたリカちゃん。

子どもたちにも大人気の「ベイブレード」も新商品を公開していた。

PS2『新コンバットチョロQ』なども試遊可能。

ライトセーバーも複数の色が展示されていた。その下には「エビソード2」のフィギュア。

もう店頭では買えないのが残念だが、これだけの「スターウォーズ」キャラを見られるのはここだけ!

ヨーダの等身大フィギュア。まるで今にも動きだしそうなほどだ。

このダース・モールも非常にリアルだ。

注目のボードゲーム「Catan」。親切にルールを教えてくれるらしい。



データ


お手軽な値段の2足歩行ロボット。前進後退、停止などがボタンひとつでできる。

「デジQトレイン」。質問は車掌さんにしよう(笑)。

自転車に乗って疾走する、両さんのラジコン。

ビジネスデーなのに一般日並みの人気なのは、『ガンダム パイロット アカデミー』。

アンパンマンも参上。今はTVの取材を受けていました。

ザクのモノアイ型カメラ。デジカメにもなり、コックピット風の画像加工ソフトも付属する。

こちらはビームライフル型のギター。ヒートホーク型ともに、価格は58,000円程度を予定しているらしい。

ジブリブースでは、原画やジオラマなどの展示が行われていた。

「めんこスタジアム」は親子でプレイしてもイケる!

『クラッシュ』もラジコン化。発売は8月予定とのこと。

バンダイブース上にハリケンジャー参上! 他にもヒーローが多数登場する。

ラジコンのドム。まさに滑るように(滑っているのだが)移動するのが、アニメそのまま。

スワンクリスタルも大量にプレイアブル。確かに画像は驚くほど鮮明だった。

PS2『サルゲッチュ2』もディスプレイされ、注目を集めていた。

「ビ-ストシューター」は、昔スーパーカー消しゴムで遊んだ世代も要チェックだ。

「機関車トーマス」とブロックがドッキング。イギリスの実物大トーマスの写真も展示。

セガトイズの「お茶犬」。見ているだけで和んできます。

なぜか「おさかな天国」グッズ。担当者も魚屋さんスタイルでした。

ヒートホーク型のエレキギター。製作はギターメーカーのESPだ。

2010年までに、ぜひともドラえもんを作ってください。まさに“こんなこといいな、できたらいいな”です。

2002東京おもちゃショー 開催概要
■場所:東京ビッグサイト
■日程:5月9日~10日(ビジネスデー)、5月11日~12日(パブリックデー)
■時間:AM9:00~PM5:00
■入場料:1,000円(前売り900円)

■関連サイト
2002東京おもちゃショー