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2002年6月18日(火)

ゲームアーツ、7月末にESPを完全子会社に。今後も中小メーカー支援は継続

 人気RPG『グランディア』などが代表作として知られるゲームアーツが、7月末をめどにESPを子会社化することが明らかにされた。ESPはCSKが50%、残りを中小ゲームメーカー9社が出資して96年に設立された会社。各出資会社のソフト制作の開発資金の支援や、ソフトの製造・販売、プロモーションを手がけている。
 
 今回の子会社化は、賛同者であったCSK創業者大川氏の死去にともなったもので、ゲームアーツはCSKグループや宮路社長、各ゲームメーカーから持ち株をすべて取得、100%子会社化することになる。
 
 年々増加するソフト開発費やプロモーション費用は、中小メーカーにとってはかなりの負担。ESPでは子会社化されたあとも、中小メーカーに対して支援を行っていくとのことで、今後も技術力や独自のアイディアを生かしたメーカーのタイトルに期待できそうだ。


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