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2002年7月12日(金)

思いきりなりきることが肝心!ナムコ、開発中のAC『アフレコ!』プレイ会を実施

 ナムコは本日7月12日、報道陣向けに開発中のアーケード用ゲーム『アフレコ!』の合同プレイ会を実施した。
 
 『アフレコ!』は、その名の通り映像の1シーンに、プレイヤー自らが声を吹き込むという新感覚の「アフレコ」ゲーム。現在収録作品には有名アニメ「エースをねらえ!」「ベルサイユのばら」「天才バカボン」など、1970~80年代の人気アニメなどが用意されており、映像、音声、BGMともオリジナル作品が忠実に再現される。
 
 ゲームの流れは、まずお手本が再生され、次に収録。収録が終わったあとは、オリジナルの映像とともにアフレコが再生されて、内容が評価される。評価は“タイミング”“切れ味”“起伏”といった項目やなりきり度を採点。基準を超えるとステージクリアとなる。

 本日の『アフレコ!』プレイ会は、AMショーやロケテストの前に“試験的に同ゲームに触れた人の感想や反応を見る”という趣旨で実施されたもの。報道陣は、恥ずかしさを隠しつつ、順にプレイ。しかしながらマイクを前にした報道陣たちは、なかなかの演技を披露。収録後のアフレコ再生は、大いに盛り上がった。名シーン、名セリフを数多く生み出した人気アニメの名場面に、自分の声が吹き込まれるのは、なんとも恥ずかしいやら嬉しいやら……。聞いて楽しい「アフレコ」ゲームでした。

 この『アフレコ!』は、冬の発売を目指して開発中。現在の収録作品は下記の通りで、製品版には収録作品を増やしていく予定とのことだ。また、本日のバージョンでは有名アニメの名場面が多数収録されていたが、将来的には、アニメ以外にもトレンディドラマや映画、時代劇といった幅広いジャンル構成を目指し、制作が続けられている。
 
 恥ずかしさを捨て、役者になりきることが肝心なこのゲーム。プレイヤーに対してもツッコミどころ満載なだけに、忘年会シーズンにはぴったりの作品だ。役者や声優に興味がある人は、ロケテストやAMショーでお披露目される日を楽しみに待ちたい。



開発者によるゲーム紹介およびデモプレイ。とにかく恥ずかしさを捨てることが肝心!

合同プレイ会では、基本的にみんな2人でプレイ。もちろん1人でもプレイ可能となっている。

収録後のアフレコ再生が楽しみなこのゲーム。収録中はみんな真剣!

現在は仕切りを取り付けるなど、筐体の仕様を模索中とのこと。どういった形で発表されるのか、こちらの方も楽しみ。

(C)高橋朝雄・ちばてつや/虫プロダクション
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(C)池田理代子・TMS
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(C)NAMCO

データ

■『アフレコ!』収録作品
・「あしたのジョー」
・「アルプスの少女ハイジ」
・「エースをねらえ!」
・「天才バカボン」
・「ハクション大魔王」
・「ベルサイユのばら」
・「未来少年コナン」
・「ヤッターマン」

■関連サイト
ナムコ