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2002年8月18日(日)

ファンサイト運営者らを招いて『ラグナロクオンライン』カンファレンスを都内で開催!

 本日18日、ガンホーオンラインエンターテインメントは、14日にオープンβ2テストが始まったPC用MMORPG『ラグナロクオンライン』のカンファレンスを、東京・渋谷で開催した。このカンファレンスは、今後の『ラグナロクオンライン』の展開を説明するとともに、集まったファンサイト運営者から意見を聞くという目的で開かれたもの。

 カンファレンスの冒頭でガンホー代表取締役社長の孫泰蔵氏があいさつし、アクセス集中によるサービス開始日の延期などについて説明、また今後の展開として「現在3つあるワールドを今後増やしていき、さらに安定した運用を目指していきたい」と語った。

 その後、孫氏と韓国グラヴィティ社CTOのKim,Hak-Gyu氏が『ラグナロク』の未来について対談、Kim氏は「上級職業の追加やギルドがより楽しめるようなシステムにしていく」とコメント、さらに携帯などへの展開を聞かれると「3種類のゲームの開発を進めている。2つは比較的単純はゲームだが、残りのひとつは『カプラの大冒険』というRPGになる。現在韓国向けとして作っているが、いずれ日本や世界にも展開したい」と語った(カプラは『ラグナロク』の登場人物)。

  また、ユーザーサイドから出た「PKは導入されるのか?」の問いには「日本ではまだ未定」としながらも「韓国では3つのパターンを間接的に入れていく。1つ目はギルド間での対人戦を可能にする、2つ目は1対1で戦えるようにする、3つ目は特定地域でできるようにする。」という、非常に具体的な展開を明らかにした。

 『ラグナロク』ファンにとって楽しいひとときとなったこのカンファレンス、各プログラムの合間には歓談タイムも設けられ、それぞれのサイト運営者たちは、情報交換にいそしんでいた。

「ユーザーの皆さんの意見を積極的に取り入れたい」と、ガンホー社長の孫氏。

グラヴィティCTOのKim氏。ガンホーに対し「ユーザーの自発的な動きを積極的に支援してほしい」と要望を述べた。

『ラグナロク』の原作者、Lee,Myoungjin氏。「世界一のオンラインゲームになるよう、グラヴィティと努力します」と流暢な日本語でコメントしてくれた。

『ラグナロク』オンリーイベント「RAG-FES」を主催する前川氏は、「これからも推進力のひとつとしてがんばりたい」と、全面バックアップを宣言。



最後はKim氏とLee氏のサイン会が行われた。なかには自分たちが作った同人誌にサインしてもらう人も。


■関連サイト
『ラグナロクオンライン』公式サイト
ガンホー・オンライン・エンターテイメント