優勝者はドイツの世界大会へ招待!ボードゲーム『カタン』日本大会開催!
昨日25日、新宿・歌舞伎町の「クラブハイツ」にて、カプコンのボードゲーム『カタン』ワールドチャンピオンシップ~日本大会~が開催された。
『カタン』はドイツ生まれのボードゲームで、カタン島に入植したプレイヤーたちで開拓のスピードを競うといった内容のもの。7月5日より全国のホビーショップやGAME TSUTAYAなどで販売を開始しており、大学生を中心に多くのプレイヤーが生まれている注目の作品だ。
今回の大会は10月にドイツのエッセンで行われる「ワールドチャンピオンシップ」の予選となっており、優勝者2名はそちらへの出場権とペアでのドイツ旅行がプレゼントされるという非常に豪華なもの。会場には500人を超えるカタンプレイヤーが集合し、初対面同士での対戦でありながら、終始和気あいあいとした楽しい雰囲気で大会は進められた。
3回戦まではフロアで試合が行われ、空席ではそれまでの勝負に負けてしまった人が、チップを賭けたバトルロイヤルを楽しんでいたのだが、ドイツ招待を賭けた決勝戦2テーブルはなんと、ステージ上での対戦に。この対戦の様子は会場に設置されたディスプレイに表示され、『カタン』プロデューサー中里氏らの解説のもと、多くの人が観戦したり、実際にボードを使って展開を予想したりしていた。
この決勝戦、上級者同士の対戦ということで勝負は白熱。ポイントを10点貯めると勝利というルールなのだが、目立った行動をとったりするとあっという間に他の3人のプレイヤーから妨害が入るというなんとも厳しい展開となった。そんななか、うまくポイントの高いプレイヤーを隠れみのにして10ポイントを獲得し優勝したのは、まだ中学生という若手プレイヤーの永井くん。そして、もう1つのテーブルでは木材カードを大量に入手して貿易で手を進めた、池田さんが見事勝利を勝ち取った。
優勝者の池田さんは去年の4月頃から『カタン』をプレイしており、ドイツ大会では世界の強豪にできるだけ対抗して、記憶に残るようなプレイをしたいとのこと。世界中のトッププレイヤーが集まる大会で、日本最強プレイヤーの実力を見せてくれるのが今から楽しみだ。
会場となったクラブハイツは、超豪華なキャバレー。こんな場所にくるのは初めて、という人も多かった様子。
ボードゲームの大会としては異例の規模となった今回の『カタン』ワールドチャンピオンシップ~日本大会~。なんと、大学生を中心に500人以上もの人が集まったのだ。
ゲストや事前に行われたイベントでのシード選手も参加。とにかくゴージャスな大会でした。
決勝戦はステージ上で行われ、ボードの様子が会場内のディスプレイに中継される形となった。
中継を見ながら、その場でボード上に復元する人も。まるで囲碁か将棋のようです。
見事優勝を果たした永井くん(左)と、池田さん(右)。ドイツ大会でも、実力を発揮してがんばってください。
■関連サイト
・『カタン』公式サイト