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2002年9月12日(木)

BEGINが熱唱!沖縄の雰囲気が味わえる『いなか暮らし』発売記念イベント開催

 本日9月12日、池袋サンシャインシティでPS2用ソフト『いなか暮らし ~南の島の物語~』(ビクターインタラクティブソフトウェア)の発売記念イベントが行われた。
 
 『いなか暮らし』は、沖縄の近くを想定した架空の島“久垣島”を舞台に、都会育ちの主人公“智子”がいなかで暮らしながら元気になるというアドベンチャーゲーム。南国での生活を意識したミニゲームや冒険イベントが多数盛り込まれており、ゲームで沖縄の雰囲気が味わえる内容となっている。

 本日開催されたイベントの司会進行を務めたのは、NHKドラマ「ちゅらさん」で沖縄料理店長を演じた藤木勇人(ふじき はやと)さんと琉球放送アナウンサーのきゃんひとみさん。沖縄出身の2人は、ゲーム内で“オジィ”“オバァ”の声を担当しており、イベントでもところどころに沖縄言葉を交えてトークを展開。智子役の声優・伊藤実華さん、プロデューサーの藤沢氏とともに、ゲーム制作時の裏話などを披露してくれた。
 
 また、会場にはゲストとして、『いなか暮らし』の主題歌「涙(なだ)そうそう」を歌う石垣島出身のアーティスト・BEGIN、ゲーム音楽を担当した冷水ひとみさん、両親が沖縄県嘉手納町出身というグラビアアイドル・仲根かすみさんも登場。今回の楽曲提供についてBEGINのボーカル・比嘉(ひが)さんは、「今回の話をいただいたときに最初は戸惑いましたが、島での生活をしていくうちに主人公がどんどん元気になっていくというゲーム内容を聞いて、ぜひ使ってほしいと思いました」と嬉しそうに語った他、「ゲーム内に出てくる夕日も沖縄で見るものとそっくりです。ぜひこのゲームで沖縄を味わってください」とコメント。多くの人に沖縄の良さを知ってもらいたいとアピールしていた。
 
 なお、イベントの最後はBEGINのライブで締めくくられ、会場に訪れた人たちは演奏に聴き入りながら、沖縄ののんびりした雰囲気を味わっていた。

縄出身の藤木勇人さん、きゃんひとみさん。沖縄独特のイントネーションや沖縄言葉が多数飛び出していた。

智子役を演じた声優・伊藤実華さん、プロデューサーの福沢氏とのトークでは、アフレコ現場での裏話などを披露。沖縄が舞台なだけに、のんびりした雰囲気で収録が進められたとのこと。

両親は沖縄県出身だが、本人は東京生まれ東京育ちだという仲根かすみさん。ゲームの主人公“智子”と似ている境遇だ。

仲根さんとBEGINの上地さんがミニゲーム「三線(さんしん)の練習」をプレイ。「三線の音がリアルでいいですね~」とBEGINのメンバーも絶賛。



「涙そうそう」「島人ぬ宝(しまんちゅぬたから)」「竹富島で会いましょう」の3曲が披露されたライブ。訪れた人の中には、このBEGINの演奏で癒された人も多いはず。

ステージ上には、沖縄の守り神「シーサー」やさとうきびなどが飾られ、まさに沖縄一色だったイベント会場。終了後にはオリオンビールやちんすこうなどが来場者に配られた。


データ

▼『いなか暮らし ~南の島の物語~』
■メーカー:ビクターインタラクティブソフトウェア
■対応機種:PS2
■ジャンル:AVG
■発売日:発売中(9月12日)
■価格:6,800円

■関連サイト
『いなか暮らし』公式サイト
ビクターインタラクティブソフトウェア