News

2002年9月20日(金)

マイクロソフトがプレス発表ステージ開催、XboxLIVEは2003年1月16日にスタート!

 マイクロソフト(以下、MS)は本日12:00、自社ブースにてプレス発表ステージを開催、Xboxのネットワークサービス「Xbox Live」の詳細や、年末に発売予定の新作ラインナップについて発表を行った。
 
 まずステージ壇上に立ったXbox事業本部本部長・大浦博久氏は、現在βテスターを募集している「Xbox Live」の本格開始日が2003年1月16日になることを発表。この日より「Xbox Live スタータキット」が発売されることになるという。このキットには、2つのソフト(セガの人気オンラインRPG『ファンタシースターオンライン エピソード1&2』とMSのテーブルゲーム『頭脳対戦ライブ 麻雀・囲碁・リバーシ』)と、「Xbox Live」の12カ月間無料利用権、そしてボイスチャットが可能になる「Xbox ボイスコミュニケータ」がセットで、なんと6,800円という破格の値段で販売するとのこと。また、「Xbox Live」サービス開始と同時に、フロム・ソフトウェアのSLG『サウザンドランド』、カプコンのFTG『CAPCOM VS.SNK 2 EO』、ビクターインタラクティブソフトウエアのACT『Muzzle Flash(マズルフラッシュ)』、そしてMSのパーティACT『Whacked!(ワックド!)』の4本がオンライン対応として発売されるという。
 
 続いてオンラインサービス統括部統括部長・小出雅弘氏が、ステージにて「Xbox Live」スタータキットの購入からセットアップまでの行程を披露。この実演は、氏自らイーサポートにイーサネットを差すところから始まったのだが、その後はXbox本体が自動的にIPアドレスを検出→サーバーに接続→サインアップと、ものの数分で終了。面倒な操作がまったくなく、これなら誰にでもできるといった印象を受けた(この手軽さには本当に感動! 接続等の煩雑な手続きのせいでオンラインゲームのプレイに二の足を踏んでいた家庭用ハードユーザーにとって、もはや足かせはなくなった?)。また、MSのロボットACT『MechAssault』を使って実際に通信対戦を行い、声色も変えられるボイスチャットも披露してくれ、会場を大いにわかせていた。
 
 最後に、MSのバイスプレジデントであるエド・フリーズ氏が登壇、年末から続々発売される豪華ラインナップを発表した。“時間”をテーマにしたMSのACT『ブリンクス・ザ・タイムスイーパー』(12月12日発売)や、MSと広井王子氏が手を組んで送り出す“美少女型コミュニケーションドール”『N.U.D.E.@ Natural Ultimate Digital Experiment』(今冬発売予定)といった注目作がズラリ。その中でも超期待のタイトルは、日本オリジナルのMMORPG『TRUE FANTASY LIVE ONLINE』だろう。開発は、この冬PS2で発売されるRPG『ダーククロニクル』を手がけたレベルファイブということなので、世界観やグラフィックは文句ナシ! のはず。大いに期待しよう(『TRUE~』を含めた今後のXbox情報は、電撃王をチェック!)。
 
 以上、Xboxの勢いがビシビシと感じられるプレス発表ステージだった。2003年1月16日。この日より、Xboxの巻き返しが始まる!

「今回のTGSで、Xboxは4度目の出展になる」と、大浦氏が感慨深げに語る場面も。

「Xbox Live」に接続するまでの過程を小出氏が実演。実にあっという間に接続完了! これならコンピュータが苦手なお父さんにもできるぞ!

新作ラインナップを発表したエド・フリーズ氏。ちなみに彼の息子さんの名前はXander(ザンダー)くんだそうだ。“X”からはじまるトコロがミソだ。

これが『TRUE FANTASY LIVE ONLINE』だ! 海外製のネットワークRPGとはひと味違う、明るい色調のグラフィックは新鮮。TGS会場に来られない方、近くの書店で本日発売の電撃王をゲットしよう。『TRUE~』の情報が満載だぞ!


■関連サイト
Xbox