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2002年9月20日(金)

TGSフォーラムの基調講演に久夛良木氏「コンピュータエンタテインメントの未来!」

 眠い目を擦りながら朝の10時にコンベンションホールで行われる久夛良木健氏(言わずと知れたSCEの代表取締役兼CEO)の基調講演を聞きに行った。10時だと思ったら、久夛良木さんの講演は10時40分ごろで、その前に、吉本興業の社長の特別講演があった。なんで、TGSに吉本なの? と思いながらも講演を聴いていると、どうやらデジタルエンターテインメントビジネス、そのなかでもキャラクタービジネスについて語っていた。ま、簡単にいうと、吉本所属のタレントやアスリートなど=キャラクターコンテンツを、BB(ブロードバンド)やCS=デジタルエンターテインメント上で配信&放映するビジネスについて語っていた。この講演で1つ新しい発見。ドジャースの石井って、吉本のマネージメントを受けていること。知らなかったなぁ。
 
 で、本命の基調講演です。内容は、コンピュータエンタテインメントの現状と未来。後半はかなりハイスペックな内容で、僕の頭では理解できないくらい未来的な話だったが……、はじめは世界規模で見たゲームハードの普及とソフトの販売は、現状でもすんごいことになっているし、まだまだ伸びますよ。ということ。次に、PSBBのこと(これについては、SCEブースレポートを見てもらうと詳しくのっています)。次の、パッケージビジネスとオンラインゲームなどのネットワークビジネスについて(←は、ネットビジネスは、設備投資や維持費の面で、従来のパッケージビジネスとは構造的な違いがあるよってこと)。で、PSBBの可能性について(←GAME、MOVIE、MUSICのほかに、放送、出版コンテンツが将来的に加われるとのこと。その話の中で、DVR(テレビチューナー)っていう言葉が出た。これは、気になったな)。最後が、未来のブラウザ、未来のコンピュータエンターテインメントについてでした(←ここいらの話は、ハイスペックすぎて解かりませんでした)。予定時刻より10分ほど早く終了してしまった講演。最後に中央のパネルに映っていた言葉が、以下の通りでした。

Computer Entertainment is...
・Equally large as other entertainment
・Cutting-edge technology
・Driving force for both technology and content
・Stronger power for the future...

特別講演の林裕章氏(吉本興業代表取締役社長)

基調講演の久夛良木健氏(SCE代表取締役社長)


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